2023年02月17日

リカレント教育のお値段

リカレント教育は、社会に出た後にも教育を受けて仕事と教育を繰り返すこと。

最近では、国を挙げて後押ししていますね。

仕事を休まず学び直すスタイルも含まれていて、社会人の学び直しとも呼ばています。

中小企業診断士の資格取得もこの学び直しに入るかと。

実際に診断士合格者の8割が企業勤務者です。

このリカレント教育にも当然ながらお金がかかります。

例えば、診断士資格、私の経験と診断士仲間の話を交えてお話します。

私は診断士資格取得に延べ4年かかりました。

家族にも迷惑をかけ、真剣に勉強したんですが4年もかかってしまいました。
初年度受験は独学で挑戦!かかった費用は書籍代と模擬試験代で3〜5万円程度。

結果は見事に1次試験で落選。

2年目は一発奮起しマンパワーという大手資格受験校で通学コースを選択。

かかった費用は追加試験や特別講義代を含め25万円くらい。

この年の受験では、1次試験合格、2次試験不合格となりました。

3年目は受験校で2次試験対策の答案練習コース受講して念願の2次試験に合格。

かかった費用は10万円くらいだったと。

合計すると約40万円くらいとなります。

他の診断士仲間の話を聞いても、おおそそ同じくらいの費用がかかっているそうです。

通信教育で1発合格とい方もいましたが、このケースでTOTAL15万円くらいかな?

もう一つ、中小企業大学校で診断士資格をとった仲間がおります。

受験校で知り合った仲間ですが、たまたま3名も大学校から資格取得しました。

2人は、信用金庫勤務者で全額勤務先負担です。従って0円!

しかも1年間の寮費と給与も支給とのことで、羨ましいかぎり。

もう一人が自腹です。このケースでは、百数十万円?
(確かではありませんので注意!本人が口を割らないので)かかると思う。

当然ここに書きました費用は、実体験費用で一般的平均費用ではありません。

また、受験勉強に要した時間を費用換算しますと。。。あ〜 恐ろしいや〜です。

現実問題、お金がかかるリカレント教育ですが、

国や自治体などで各種給付金など助成制度が用意されています。

なりたい目標に向かって、制度をうまく活用されることをお勧めします。

ラベル:診断士 教育
posted by ネット田中 at 09:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 診断士のビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年02月08日

無意識の行動管理

人間の行動は、90%以上が無意識に行われているとされています。

自転車のこぎ方をいちいち意識しないように、意識しなくてもできること。

例えばダイエットにも。

そんなに食べているわけでもないのに肥るんですね。

肥っている人は、消費カロリーより多くの摂取カロリーを取っています。

消費カロリーが減ったか、もしくは、摂取カロリーが増えたか、のいづれか。

人は無意識の選択を繰り返し、コンビニで自分の好物を買うと、それらは全部、高カロリー食品。

ダイエットのコツは無意識を意識することが重要となります。

なりたい自分のために、無意識を意識する行動習慣。

自分のスケジュールにメモを残す習慣を続けています。


posted by ネット田中 at 17:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 診断士の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年01月29日

世界で一番生活費が高い日本

全世界で一番生活費が高いのは、日本の東京とのことです。

この書き出しでブログを書いたのが10年前の2013年でした。

アベノミクスの3本の矢がスタートした時で、経済回復の兆しが見えた?タイミング。

このままデフレ脱却しても、インフレで生活費が更に苦しくなると悲観しました。

この時期、賃金については大きくは触れられてなかったように記憶します。

特殊要因も含め物価高の現在、見合う賃金上昇がなければ、ますます生活費が高い日本になりそうです。

以下、2013年1月ブログ記事です。

これは、イギリスのエコノミストという経済誌の調査機関が発表したもので、アメリカのニューヨークを100とすると152だそうです。

ニューヨークの1.5倍の生活費がかかっているとは、実感がありませんね。

それでなくても、日本は長期のデフレで物価が低いと言われているのに、本当かなと疑心暗鬼にもなります。

でも、この調査は、世界93カ国、140都市を対象に食料品や日用品など160品目の価格を調査し生活費として指数化していて、なかなか信頼できる統計と言えそうなのです。

確かに、ガソリン代や電気代などは諸外国と比べて高いと言われていますよね。

それと、意外とパンなどの食料品なども他の国と比較して割高とのことです。

原子力停止に伴う電気代の値上げやTPP参加可否による影響などが今後の生活費を左右すると思われます。
デフレ脱却も良いですがインフレで、ますます生活費が上がるのは勘弁願いたいものです。

ちなみに、2番目に高い都市は大阪だそうです。

ラベル:物価 賃金
posted by ネット田中 at 19:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 診断士の経済問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年01月18日

賃金と労働市場の硬直性

日本の賃金が上がらないのはなぜか。

その理由の一つとして、労働市場の硬直性があげられます。

日本の過去30年間の賃金上昇率は6%、平均勤続年数が14年です。

アメリカは、同54%で4年、イギリスは、48%で8年、勤続年数が少ないほど(流動性が高いほど)賃金の伸びが大きい。

終身雇用は、雇用安定という良い点はありましたが、逆の面もあったのは事実かと。

だから、どんどん転職をと云うのはどうかと思いますが、

労働市場を成長産業へシフトして行こうという国の政策があります。

その一例が補助金制度。

コロナ禍で落ち込んだ中小事業者に、新しい事業への転換を促す事業再構築補助金、

こちら新年度(予定)からは、成長枠として更に強く後押しされます。

成長産業が大きくなれば、働く人もシフトしていき、結果として賃金も上昇すると。

さて、労働市場の強直性は改善されるのでしょうか、今後にご注目。

ラベル:診断士 労働問題
posted by ネット田中 at 17:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 診断士のビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年01月08日

理髪店のインボイス対策

昨日は、所属組織でインボイス対応の協議。

もう周知の通り、今年の10月からインボイス(適格請求書)制度がスタートしますね。

組織としてはインボイス登録済みで、組織メンバーへのアナウンスについての最終協議でした。

士業の集まりですので、その殆どの方が個人事業主で免税事業者。

組織で契約した仕事を組織メンバーに委託する形で運営していますので、委託先が免税事業者だと仕入控除ができず。

結論としては、インボイス登録を促し(強制はできず)業務委託の条件に。

この間近に迫ったインボイス制度、支援先では事業者ごとに様相が違ってきており、、

ベーカリーショップ店では登録せず、江戸前寿司店はインボイス登録済み。

100%個人向けは影響が無いんですね。寿司店は接待利用があるので。

年始早々に消費税について考えながら、年末に行きそびれた理髪店に。

いつもの四方山話でインボイスの話をすると、なんと登録済みとのこと。

理容員とは業務委託契約なのだそうで、構造は私共と同じでした。
ラベル:インボイス
posted by ネット田中 at 17:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 診断士の経済問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする