2019年04月20日

デジタル教育

注目の記事を目にしました。

日立製作所が全社員にデジタル教育を行うとのニュースです。

日本の製造業の代表格ですので、どうしたのと思いますよね。

サイバー(インターネット空間)は、ほぼ、GAFAに牛耳られていますが、フィジカル(実在空間)は、まだまだ、日本の製造業に力があります。

GAFAが、がぶ飲みするデータは、主に、人からのデータ(例えば、いいね!ボタン)です。

でも、これって全データの数%と言われています。

膨大なデータが機械・装置に眠っているのです。

これをデジタル化すれば、GAFAに負けない、絶大な価値が生まれます。

方向性は、良いのですが、それを支える人材が不足していて、デジタル教育に至ったということでしょうね。

ところで、入学や入社にあたって、文系、理系って分けますよね。

これって、もう時代遅れで違和感さえあります。

文系でも数理やITを必須として、理系でも歴史や語学を学ぶべきです。

少なくとも基礎教育として。

現実社会での仕事の大多数は、文系や理系で分けることが難しいと肌身に感じるからです。

暴論でしょうか。
ラベル:経済 教育 診断士
posted by ネット田中 at 12:12| 東京 ☁| Comment(0) | 診断士の経済問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月16日

新紙幣とタンス預金

新紙幣が発表されましたね。

渋沢栄一さんが一万円札に。

これって、偽造防止もあるでしょうが、うらには、景気刺激の狙いもありとの。

新紙幣が発行されれば、銀行ATMや券売機など、紙幣を扱う装置は対応が必要になりますからね。

一方、意外や、もう一つがタンス預金だそうです。

日本の現金流通残高が、約110兆円、うち、タンス預金がなんと50兆円だそうです。

約半分が動かずに、じっと眠っているなんて信じがたいですね。

お金は、経済の血液と言われており、流通してこそなんです。

もちろん、銀行に預けても、無いに等しい利息なら、手元に置いておこうという、気持ちも分からないこともなく。

新紙幣が発行されると、旧紙幣は大丈夫かな?と不安心理が働き、これが動き出すんだそうです。

そのうち少しでも投資に回れば、経済効果が見られるわけです。

2020年の東京オリンピックに、2024年の新紙幣、2025年の大阪万博など、経済重視の現政権の姿勢とも、深読みしすぎでしょうか。

ちなみに、タンス預金と言いますが、実際は、トイレ・お風呂場・冷蔵庫など多種多様。

しかも、隠したのを忘れることも多いとのことです。

貴方は大丈夫でしょうか。ご注意あれ。

ラベル:診断士 経済 お金
posted by ネット田中 at 10:00| 東京 ☀| Comment(0) | 診断士の経済問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月07日

オープン戦略トヨタの決断

ビックリしましたね。

トヨタがHV技術を開放するとしました。

環境対策車で強みを持つ虎の子技術。

これをあえて開放し、普及を狙う戦略です。

企業経営理論でオープン戦略は学習しますね。

また、IT関連企業で、よく取られる戦略です。

スマートフォンOSで、アップルはiOSでクローズ戦略を取り、グーグルはアンドロイドでオープン戦略を取ります。

日本は伝統的に?クローズ戦略を取りがち。(私見です)

昔、NECがパソコンPC98でガリバーと言われた時代、MS-DOS登場で敗退。

NTTのiモードもブームになりましたが、同じ運命に。

また、オープン戦略は、何もハイテク分野での戦略だけではありません。

この起源をたどると、1800年代のアメリカのゴールドラッシュ時代。

幸運にも自分の農地に砂金が取れた人物のとった戦略がオープン戦略と言われています。

自分で砂金を取らずに、入場料をとったのです。賢い!

どちらが優れた戦略かは、市場での地位や経営資源などで異なりますので、これ自体に優劣はありません。

また、たとえ強力な経営資源があっても、戦略を間違えると残念な結果になるのは過去の事例からも読み取れますね。

とかく日本企業が苦手?とされるオープン戦略。

そんな中にあって、トヨタの決断。

その今後に注目したいと思うのです。
posted by ネット田中 at 11:35| 東京 ☀| Comment(0) | 診断士の経済問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月01日

ソロ活とマーケティング

ソロ活が流行りのようです。

私の知人から説明を受け、なるほどと感心したしだいです。

昔(今でもかも?)、ぼっち飯って聞いたことがありますよね。

ひとりぼっち、、から来た造語ですが、なにやらネガティブ感があります。

その点、同じ意味でもソロ活というとポジティブに聞こえるのは、私だけでしょうか。

ひとり飯(ひとり焼肉など)、ひとりディズニー、ひとりカラオケ、ひとりキャンプなどなど、ソロ活のハードルが下がっています。

これって一過性の現象かと思いきや、そのすそ野は、広がっているようです。

定年退職を迎えた中高年、働き方改革のおかげ?で自由になった時間を過ごすビジネスパーソンなど。

それに加えてなんといっても女性のソロ活が目立ってきたのです。

核家族化と単身世帯が増える中で、ソロ活が台頭するのも、これ、自然の成り行きかと。

これからのサービス業は、ソロ活トレンドに注目すべきですね。

また、One to Oneマーケティングの進化を望みたい!

例えば、私のスマホに吉牛のクーポンばかり配信せず、秘境隠れ温泉宿おひとり様限定クーポンが配信されるのを心待ちにしています。
posted by ネット田中 at 11:00| 東京 ☁| Comment(0) | 診断士の経済問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月05日

不気味なアマゾン・エフェクト

GAFA(ガーファ)という言葉は、ベストセラー本の登場もあってが定着しましたね。

AGAFとかプラスM(マイクロソフト)とか、いろんな言い方をされていましたが。

個人データをがぶ飲みして、荒稼ぎするビジネスモデルを構築した企業群です。

ただ、その中でも目を引く存在がアマゾンなんですね。

グーグルもフェイスブックも、結局は、広告収入が収益モデルで、アップルは、Iphoneが稼ぎ頭ですが、どれも頭打ち感がぬぐえません。

アマゾンは、書籍のネット通販のみかと思いきや、Eコマースで培ったノウハウでアマゾン・ウェブ・サービスというクラウドサービスを手掛け、巨大プラットフォーマーと呼ばれるようになりました。

Eコマース市場自体も全小売の10%程度と言われていますので、まだまだ、伸びしろがあります。

今や、物流からIT、金融などなど広範囲に及び、その事業地域も世界中に広がっているんです。

アマゾンは、マクロ経済にまで影響を及ぼすまでに至っているとされ、それをアマゾン・エフェクトと呼ぶようになりました。

また、この巨大企業は、その潤沢資金(時価総額100兆円ですから)を背景に、ベンチャー企業を買いあさるんですね。

これも、さすがにまずかろうと、独禁法を視野に各国政府が検討を始めたそうです。

ちなみに、私が今一番興味を持つアマゾンのサービスは、アマゾンエコーです。

AIアレクサが何でも答えてくれるんですが、いろんな意味で不気味に感じるのは、なぜでしょうか。

ラベル:経済 診断士 IT
posted by ネット田中 at 08:00| 東京 🌁| Comment(0) | 診断士の経済問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月03日

インバウンド需要でコト消費ビジネス活況

インバウンド需要と言うと、中国旅行者の爆買いを思い起こします。

でも、現在では、それも少し落ち着き、リピータを中心にコト消費が伸びているようです。

昔、「モノより思いで」というフレーズのコマーシャルを思い出すのです。

まさしく、思いで=体験を求めて海外の旅行客が日本を訪れているんですね。

体験ツアーも、従来は、茶道や着物のような伝統的な日本文化の体験が定番でしたが、次々とユニークなツアーが登場しています。

居酒屋巡り、路地裏探検から地元の工場見学など、元力士による両国案内などの風変わりなものまであります。

こんなコト消費に目をつけ新たなビジネスも登場しています。

例えば、NTTドコモが運営する情報サイトでは、日本文化を体験したい訪日客と提供者をつなぐサービスを始めました。

日時や地域、分野を選択して検索、予約するのですが、内容は、そば打ちから居酒屋を飲み歩きまで様々です。

これなら、コト消費のコンテンツはアイデアしだいで、すそ野の広いビジネスに発展する可能性を秘めていますね。

2年後の東京オリンピックに向けて、訪日旅行者のインバウンド需要によるコト消費ビジネスが活況となりそうです。
posted by ネット田中 at 10:00| 東京 ☁| Comment(0) | 診断士の経済問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月25日

LINEでモバイル決済元年

日本は、スマート決済(モバイル、クレカなど)比率が約20%で、先進諸国で比べると断トツに低く、現金大国と言われています。

そこに、フィンテックの波に乗って、日本発祥SNSのLINEがQRコードを利用したスマホ決済事業に参入しました。

その秘策がなんと3年間決済手数料を無料にし、日本に決済革命を起こそうとしています。

従来、決済手数料(3〜5%程度でカード会社によっても異なる)を嫌い、クレカ決済を嫌がっていた個人商店などにも一気に波及する可能性を秘めています。

このLINEですが国内ユーザ数7500万人(ちなみにFacebookが2800万人)ですから、利用者を獲得するうえでも、そのポテンシャルは断トツですね。

ところで、決済手数料を無料にして、どう収益を上げるのでしょうか?疑問に感じませんか。

その答えを探ると、決済手数料以外に収益源があるからなんですね。

LINEペイを使えば顧客と店舗をLINEのメッセージでつなげることができて、例えば、店舗から利用者にクーポンを配信したりでき、そのサービスで収益をあげられるのです。

LINEに追随して他の事業者も、決済手数料0%を表明していますが、今年は、日本のモバイル決済元年となりそうです。
posted by ネット田中 at 10:32| 東京 ☀| Comment(0) | 診断士の経済問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月22日

コンビニ生ビールの衝撃

コンビニ最大手のセンブイレブンが店頭で生ビールを販売するとのことで話題になりました。

あまりの事前反響の大きさに計画を断念しましたが、その後も賛否両論の意見が飛び交っていますね。

1杯100円、こんな猛暑の日には、グイット呑んでプッファ〜と息抜きには最高ではないでしょうか。

否定派は、店で騒ぎやしないか、飲酒運転を助長しないかなど、主にモラルハザードの可能性を指摘しています。

賛否両論ともにもっともな意見と思われますが、私が最も気にかかったのは、キリンビールとの提携です。

なんと言っても、約2万店舗を有するコンビニチェーンが1店舗100杯の生ビール販売したとすれば、おそらくビール業界のシェアを大きく塗り替えるでしょうね。

まさしくコンビニ生ビールの恐ろしさを感じるのです。

ちなみに、私は生ビール販売では賛成派。

もう社会インフラと呼べるくらい、無くてはならない存在となったコンビニには、多様なニーズの受け皿として今後もチャレンジを期待したいと思うからです。

ついでに、個人的な希望を述べると、イートインを増やしてほしい(最近増えてはいますがモット)のと、成人雑誌の撤去をお願いしたいのです。

ラベル:診断士 コンビニ
posted by ネット田中 at 09:10| 東京 ☀| Comment(0) | 診断士の経済問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月23日

稼げる資格、人気の資格

稼げる資格と人気の資格はイコールにならないそうです。

ビジネスパーソンの人気国家資格に、行政書士、社会保険労務士、中小企業診断士があげられます。

でも、人気があっても、中小企業診断士などは、足裏の米粒とよく揶揄されています。

取っても食えないという意味ですね。

現在、国家資格で約310種類、民間資格は数千種類あると言われていますが、資格取得ブームは続いているようです。

将来稼げる資格って何なんでしょうか。

キーポイントはあるようで、過去の仕事のキャリアを生かせる資格かどうかが重要です。

仕事での経験は、顧客ニーズの把握や経験に基づいた説得力のあるアドバイスにつながるからです。

中小企業診断士は、比較的営業職だった人に向いており、人事総務職の人は社会保険労務士、不動産業界の人ならば、宅建やマンション管理士が向いているようです。

ただ、当然ながら資格をとったから、すぐに稼げるわけではありません。

また、法律の改正や時代の変遷に伴い、知識の更新、つまり継続的な自己研鑚が必要となります。

時代が変わり、資格選びに変化も見られます。

従来型の資格をとって奮起一点、独立開業では無く、余生に役立つ資格が注目されています。

つまり、収入は少なくとも、定年退職後、暮らしの参考になったり気持ちが豊かになる資格です。

そうなれば、資格は財産になりますね。

皆さんも自分にあった資格を探してみてはいかがでしょうか。
ラベル:診断士 資格
posted by ネット田中 at 14:12| 東京 ☔| Comment(0) | 診断士の経済問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月24日

適温経済と景気循環

日経平均が22,000円前後と好調で、大手企業の期末決算予想も大幅な増益を見込んでいます。

インフレを起こすほど熱すぎず、不況に陥るほど冷えすぎない、緩やかな成長を維持した適度な景気状況のことを適温経済と言ってます。

バブルも経験し不況も経験した私にとっては微妙な感じで、適温と言われても実感が湧かないのは、賃金に反映されていなせいでしょうか。

ところで、経済理論に景気循環理論というのがあります。

40ヶ月周期で企業在庫の需要変動によるキチンの波。

ジュグラーの波は、10年周期で企業の設備投資による景気循環。

クズネッツの波は、20年周期の建設需要による景気循環。

最後に、コンドラチェフの波が、50年周期、技術革新による景気循環なんです。

どれも、景気循環の理屈としては、なるほどと思わせますね。

診断士受験生時代は、名前が長いほど長期のサイクルと記憶した覚えがあります。

今は、IoT、AI、FinTechなど技術革新によるコンドラチェフの波が来ているのかもしれません。

ところで、なによりも深刻なのは、我が家の景気対策です。

給料日前が不況のピークで、ちょうど、1か月サイクルの波と半年サイクルの波による景気循環となっています。

まだ、給料日の好?景気があるだけ、ましだと自分を納得させつつ、我が家でも一生に一度はコンドラチェフの波を起こそうと診断士活動に励んでいます。
ラベル:経済 診断士
posted by ネット田中 at 12:52| 東京 ☀| Comment(0) | 診断士の経済問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月20日

裁量労働制と「みなし残業」

裁量労働制の質問に対して、一般労働者の労働時間の方が長くなるとの国会発言が問題になっています。

一般労働者には、最長の残業時間を尋ねて、裁量労働制で働く人には単なる労働時間を聞いていたとのことで、ちょっと有り得ない比較に単純ミスというより故意と疑いたくもなりますね。

こんな話をとある友人としていたとき、月20時間分の残業代が固定で支払われているので裁量労働かな?と。

こんなふうに、裁量労働制の「みなし労働時間」と「みなし残業」を混乱している人が見受けられます。

「みなし残業」とは「固定残業代」のことで、給料や手当に一定時間分残業代を含ませておくことです。

裁量労働制では、特定の仕事に対し、実際の労働時間ではなく、あらかじめ決められた「みなし労働時間」を基準に給与を支払う仕組みです。

8時間相当の仕事を5時間で終えて帰って良いんですね。(本当に帰るかは別として)

裁量労働制では、仕事の成果で給与が支給され、みなし残業の場合では、あくまで時間で支給されます。

ところで、裁量労働制ですが、働き方改革につながって短時間労働になるのでしょうか?

私は、かなり懐疑的に考えています。

それは、いたってシンプルで、自分の役割仕事だけで完結する仕事って、そんなに無いからです。

チームで仕事をしているサラリーパーソンには判っていただけるかもしれませんね。

いかがでしょうか。
ラベル:残業 会社 診断士
posted by ネット田中 at 10:00| 東京 ☀| Comment(0) | 診断士の経済問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月13日

働き方改革法案の行方

いよいよ、国会で働き方改革一括法案の審議がスタートしましたね。

診断士受験生は、8月の1次試験に登場することでしょうからポイントは確実に押さえておきたいです。

ポイントの1点目が『同一労働同一賃金』の実現で非正規の待遇改善を狙います。

2点目は『給与所得控除見直し』で基礎控除の拡大と高年収に応じた控除額縮小です。

3点目が『長時間労働の打破』で罰則付きの残業規制です。

私が俄然注目するのは、3点目の長時間労働の打破に付随して出された法案です。

専門性の高い仕事では、時間によらず成果で評価する制度を選択できるようにするとし、『高度プロフェッショナル制度(高プロ)』の導入するとしています。

このあたりは上手いなと思うのは、『残業時間規制』と同時に『高プロ導入』を両にらみで法案提出するあたりです。

高度プロフェッショナル制度は、年収1075万円以上の社員に限って、労働時間規制などから除外する仕組みですが、反対の意見も多いですね。

1075万円以上の年収がある従業員は全体の1%未満ですが、労働組合側は、いったん制度が導入されれば、1075万円以上という条件がどんどん引き下げられ、対象が拡大していく危険性があると主張しています。

でも、その時はそのことで戦えば良くて、実際に年収1000万円以上の社員は残業時間に関係なく働いている実態があるのを理解すべきではと思うのです。

だから、それに一定の歯止めをかける意味で基準を設けたのは良いことだと思います。

企業経営者側からすれば、残業代込みで1000万円前後の社員がいたら、1075万円に引き上げるインセンティブに十分なり得ると思うのです。

戦後の労働基準法制定以来、70年ぶりの大改革、良くも悪くも社会への影響は大きく国会での活発な論戦を期待します。
ラベル:仕事 診断士
posted by ネット田中 at 10:00| 東京 ☀| Comment(0) | 診断士の経済問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月23日

日本は仮想通貨先進国

ビットコインと聞くとマウントゴックス事件を思い出し、なにやら怪しげなものと刷り込まれている人も多いかと思います。

その後のビットコインですが中国政府の禁止命令を背景に一時値を下げましたが、再び盛り返しています。

そんな中、日本政府は、今年の4月に改正資金決済法を施行し、決済手段として仮想通貨を法的に認め、現金と交換する取引所には登録制を導入しました。

仮想通貨を国として法的に正式に定義し、利用者保護にも一歩踏みだしたのです。

これは世界初のことでニュースでは、日本では、あまり報じられていませんが、世界的には驚きをもって伝えられました。

世界最先端の取り組みと評する論評がある一方、とても危険な取り組みとの評もあります。

というのも、(ICO=イニシャル・コイン・オファリング)という仮想通貨を使った資金調達で、架空のプロジェクトを装い、詐欺が横行しているのです。

ICOには、業界ルールも無く投資家保護の仕組みづくりも、まだまだなんですね。

また、仮想通貨はその匿名性からマネーロンダリングの温床となり得るのも大きな危惧点となり得ます。

一方、過度な規制や排除は、新しいビジネスの芽を摘むことにもなります。

ビットコインなど仮想通貨を使いやすくする環境整備が進んでいて、価格変動リスクの回避に利用できるビットコインの先物取引も始まります。

日本では、ビックカメラやエイチ・アイ・エスなどビットコインを支払いに使える店舗は国内で1万店を超えました。

法整備や会計ルールが明確になり、今後も導入企業が増えていくことでしょう。

フィンテックと呼ばれる金融革命の中心となる仮想通貨ですが、欧米や中国でも無く、意外や日本が先進国となっているのが実情のようです。
ラベル:診断士 通貨
posted by ネット田中 at 08:35| 東京 ☔| Comment(0) | 診断士の経済問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月05日

期間従業員の2018年問題

かなりショックなニュースです。

トヨタなど大手自動車会社のほとんどが、期間従業員を正社員へ転換することを避けるため雇用ルールを変更したとのことです。

以前から2018年問題と言われてきましたが、ついに来ましたかという感じです。

改正労働契約法で定められた無期への転換が本格化する来年4月を前に、すべての自動車大手が期間従業員の無期転換を免れることになります。

2018年問題は、改正労働契約法により2013年4月を起点に有期雇用契約が5年を経過した人(ちょうど2018年3月が満五年)に無期雇用に転換する権利が付与されます。

パートやアルバイトなどの短時間勤務の非正社員であっても、5年勤務すれば正社員と同じように定年まで雇用が保障されることになります。

改正労働契約法には、企業側の要望を受け「抜け道」も用意されたんですね。

契約終了後から再雇用までの期間が6カ月以上あると、それ以前の契約期間はリセットされ、通算されない。

これを大手自動車各社が利用しました。

これだけ人手不足と言われている中でも、雇用の調整弁として期間従業員(非正規社員)はトヨタにとってはよっては都合のいい労働力というわけですか。

これって違法ではないにしても、あきらかに、これ見よがしの法の抜け道と言えそうです。

これが、日本最先端の超大手企業のやり方ですから、どうしたものでしょうか。

解雇された空白期間の期間従業員は、その期間どうするのでしょうか。

多様な人材の受け皿として中小企業の動向に注目したいと思います。
ラベル:診断士 雇用
posted by ネット田中 at 18:12| 東京 ☀| Comment(0) | 診断士の経済問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月28日

ナイトタイムエコノミー

今日は、診断士仲間と東京五輪を契機としたインバウンド需要について協議しました。

外国人客による日本経済活性化の起爆剤になりえる策にナイトタイムエコノミーなるものを提案する者が。

これってなんぞやと言うと、夜遊び経済とのこと。

世界の先進事例を見ると24時間営業していることでも有名なニューヨークの地下鉄、世界的な演劇舞台ブロードウェイの開演時間も20時以降で夜中に開演しているんですね。

芸術鑑賞では、ロンドンやフランスの有名美術館は夜遅く(21時くらいまで)開場しているそうです。

日本では、たいてい18時には閉場かと。

楽天の三木谷さんが代表を務める新経済連盟が観光立国を目指してナイトタイムエコノミーを推進すべしとの提言を行っています。

その経済効果も80兆円とのことで、さすが、経団連と違い、面白い政策提言だなと思うのです。

この話題で盛り上がった会議でしたが、私には課題が二つあると見ます。

一つは、夜のコンテンツです。ただ、一晩中、電車を動かして店を出せば、観光客が本当に喜ぶかです。

二つ目は、日本人の心理。どうしても、夜遊びは悪いこと、危ないこと、と思いがち。(実際そうかも)

経済活性化の案としては面白いですが、IR法と同じで、なかなか受け入れがたいと思うのです、いかがでしょうか。
posted by ネット田中 at 18:56| 東京 ☔| Comment(0) | 診断士の経済問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月11日

有価証券報告書

昨日の超大手企業の動向ニュースですっかり有価証券報告書なるものが有名になりました。

有価証券報告書は、監査法人がチェックし、会社が年1回金融庁に出す書類のことです。

中小企業には、あまり関係なく、上場企業(非上場でも株主数が多い企業)が金融商品取引法という法律に基づいて提出義務が課せられます。

上場企業に決算状況を公表する義務があるのは、市場での取引で、投資家に不利益が発生しないように、投資家保護の観点から決算状況の公表を義務付けています。

その閲覧の方法としては、いちばん簡単なのが、その会社のホームページですが、金融庁もEDINETというサイトで全ての会社の有価証券報告書を検索閲覧できるようになっています。

中小企業診断士の研究会でも有報を題材にしながら企業動向分析や評価の練習をしていました。

企業内診断士や診断士を目指されている方は、勉強のためにも興味のある会社の有報を、一度、ご覧になることをお勧めします。

また、有報の開示より前に大方の決算情報を知りたい場合は、「決算短信」という書類を上場企業は開示しています。

3月末決算の企業の場合は、5月中に決算短信が開示されますが、有報と違いEDINETでは開示していませんので、その会社のホームページを参照ください。
ラベル:経済 会社 診断士
posted by ネット田中 at 10:21| 東京 🌁| Comment(0) | 診断士の経済問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月22日

日銀と物価目標

日本銀行が2%物価目標の達成時期を2018年度から2019年度ごろに先送りしました。

4年前の異次元緩和から6回目ともなると、もう、どうでもいいわと、ニュースの話題も小さく感心が薄いようです。

でも、これだけの金融緩和を行って、好景気になっても物価に波及しないのは、なぜか?不思議を通り越して、そもそも金融緩和で2%は無理といった懐疑的な意見も目立つようになりました。

物価上昇に関係が深いのが賃金上昇なんですが、こちらも、いまいちです。

大企業の賃上げ率は4年連続で2%を上回っていますが、労働人口の約7割を占める中小企業では深刻な人手不足にもかかわらず、賃金の伸びが鈍いく、全体では、前年比0.5%と低水準となっています。

ただ、前回のブログ(下記URL)にも書きましたが非正規雇用者の賃金は上昇しているのですが。

http://shindansi.seesaa.net/article/451880041.html

また、健康保険や厚生年金など社会保険料の負担が増す中、家計の可処分所得が伸び悩んでいるのも要因として挙げられます。

要因としてもう一つ面白い意見があります。

長年のデフレ経済に慣れきって、多くの消費者は「物価が上がり続ける」というイメージを描けなくなり、経営者は「賃金、物価は上がりにくい」ことを前提に経営を考えている。

ようは意識の問題ということなのです。

これ、意外と当たっているかなと思うのは私だけでしょうか。
ラベル:診断士 金融 経済
posted by ネット田中 at 12:50| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 診断士の経済問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月01日

働き改革に見る生産性向上

いま、日本政府は中小企業の生産性向上に力を入れています。

生産性向上って何なのという声もあるかと思いますが、要は仕事の効率を上げて、単位時間にしたことを増やしないと考えていただければ思います。

もう少し掘り下げて具体例を見るとムダの削減があります。

ムダな時間を見つけて削り、その時間を他の仕事にあてれば、単位時間あたりの効率があがります。

これが生産性向上というわけです。

ここが経済の難しいところ、生産性があがったので、早く帰りましょう。当然、残業なんてなしでね。

残業代が減るわけですから従業員の賃金も減り、消費が伸びず。

働き方改革では、強制的(罰則は無いですが)に残業を制限するのですから、人手不足に伯車がかかります。

う〜ん難しい。

生産性が向上すると、人手は少なくて済み、働き方改革で残業を減らせば、人手不足となるんだから、プラスマイナスでバランスが保てます。(そなんなピツタリいくわけはありませんが)

時間軸から行くと人手不足で労働単価が上昇(給与があがる)のかなと思います。。

まあ、そう単純ではないと思いますが賃金は上昇傾向に向かうと予想するのが妥当かと思いますが、問題は、中小企業事業者が耐えられるかです。

多少の賃金上昇くらいに耐えられない会社は、そもそもダメと批判する方もありますが、人件費比率の高い会社にとっては、ものすごく厳しい問題です。

また、国内需要産品は比較的よしでしょうが、海外産品で世界と競争する会社にとっては厳しい時代になりそうです。

先日のニュースで中国企業が日本に工場との記事がありました。

もう中国から見ても日本の人件費は安いのですね。。


ラベル:診断士 経済 国際
posted by ネット田中 at 21:39| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 診断士の経済問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月09日

スマートスピーカーに見る製品戦略

アップルがHomePodと呼ばれるスマートスピーカーを年内に投入すると発表しました。

この分野では、アマゾンとグーグルが先行していますが、ITの巨人アップルの参入はいろんな意味で波紋を呼んでいるようです。

波紋の原因は、製品の地味さと価格の高さです。

アマゾンが5千円くらいから最上位機種で3万円未満の価格帯に対して約4万円の値付けをしています。

よっぽど製品に自信があるのでしょうか。

いえいえ、そこに各社の製品コンセプトの違いが見えてきます。

アマゾンの収益モデルは、スマートスピーカーというハードでは無く、音楽というコンテンツなんですね。

それに対してアップルは最良の音質にこだわった製品コンセプトを掲げ、それ自体を収益モデルにしています。

また、音声認識などのAI処理も、アップルはアマゾンと違い、クラウド側へアップロードせずに機器内で処理します。

このあたりも、プライバシーを重視するiphoneから受け継がれたポリシーを感じますが、それが価格に跳ね返ります。

アップルのティム・クックさんは、HomePodの発表時に「家庭での音楽を再発明する」と宣言しましたが、戦略の地味さは否めませんね。

ティム・クックさんは、確かにジョブスさんのように次から次へと素晴らしい製品を生み出すタイプではありません。

ただ、私の思いでは、アップルは別に新しい製品を創造する必要性はないと考えています。

あのコカコーラも長年に渡って新しいイノベーションを興すことなく発展しつづけてきたんですから。

多くの人は、アップルに対して、圧倒的なイノベーションを期待しますが、必ずしもイノベーションがなければ生き残れないかというと、そうでもないのです。

事実、ジョブスさん亡き後も、安定的に成長し続けるアップルを見ていると、イノベーションは起こらずとも、淡々と儲け続けるシナリオは十分あるかなと思うのです。

いかがでしょうか。
ラベル:診断士 経済
posted by ネット田中 at 20:27| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 診断士の経済問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月05日

人手不足危機

人手不足が問題となっています。

それらしいニュースは、ちらほらありますが実感が無いとのことで、あまり騒がれていません。

昨日の日曜日にマクドナルドを訪れた体験をお話します。

17号バイパス沿いの、その店舗は普段でも、やはり混雑店です。

お昼るピークを過ぎた午後1時頃に訪れると、店内では、ぐるっと一周する混雑。

しかも、店の席はガラガラで半数ちかく空席です。どうしたのと、ささやきが聞こえます。

これ。このマクドナルドの店舗では、店員がいないんです!!

受付レジは3つですが、一つのレジで対応しています。

並んで注文するまで40分かかりましたが、よく我慢したなと思います。まわりも意外とへいきな状態でパニックにもならず過ぎ去りました。

40分並んで感じたこと。この店員は、スーパーマン(パーソン)ですね。

複雑なオーダーを聞きつつ、クレームも対応し、イレギュラーなむちゃぶりにも応じ、すごい!!

診断士目線では、この待ち時間ものすごく勉強になりました。(でなければ帰るよ)

人手不足、特に、サービス業ですが、もう限界かなと思う場面にでくわした次第です。

無策な(言いすぎかな?)経営者、神対応の店員、この店の皆様に敬意を表したいと思います。

経営3流、人財1流の日本。

どうしましょうか。
ラベル:診断士 経済 雇用
posted by ネット田中 at 22:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 診断士の経済問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする