2008年07月08日

サザンの歌が株価を上げる?

行動ファイナンス理論というのをご存知でしょうか?

一言で言うと、人の心理が株価に影響するという理論です。

天気と株価の影響が有名で、雨や曇りの日より、晴れの日が株価が高いと言われています。

それは、投資家が雨に日は、後ろ向きな気持ちになり、晴れの日は逆に前向きな気持ちになるとのこと。

これは、統計上も有意な結果がでており、この行動ファイナンス理論で説明されています。

ところで、今年30周年を迎えるサザンオールスターズですが、サザンの曲がヒットした年は必ず株価が上がるそうです。

情熱的でパワフルなサザンの曲に株価も踊りだすのかな?

皆さんはどう思いますか?

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2008年07月04日

経済思想と政治

経済学と思想、思想と政治は切り離せないものです。

マルクス経済学は、社会民主主義

ケインズ経済学は、革新主義

新古典派経済学は、保守主義

と言われています。

社会民主主義は、高福祉高負担を前提とした弱者救済を命題とし

革新主義は、国の役割を重視し(大きな政府)民間に波及効果を与えようとします。

保守主義は、国の役割を限定し(小さな政府)民間に効率運営を促します。

良し悪しは別にして、小泉政権は、保守主義の立場をとり、規制緩和など小さな政府を目指しました。

ところで、現政権の経済思想は、何を目指しているのか?

私には全くわかりません。

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2008年07月03日

フリードマンの貧困対策

アメリカの新古典派経済学者ミルトン・フリードマンですが、無類のアイデアマンでも有名でした。

生活保護は、貧困者の救済には無くてはならないものですが、そこから抜け出すインセンティブに欠けます。

最低賃金問題が日本でも話題になっていますが、現在の最低賃金で働くより生活保護を受けたほうがメリットが大きいからです。

そこで、フリードマンは、『負の所得税』を提唱しました。

最低賃金を保証しながら、それ以上の収入に対しマイナスの所得税を付加するものです。

言わば、補助金の一種です。

料率や制限など工夫は必要としても、とても分かり易い提案ですね。

ただ、このような具体的な提案は、ほとんど実現されたことは無かったそうです。

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2008年06月30日

『内的参照価格』割引クーポンはお得?

自販機で買うペットボトルのお茶120円。

内的参照価格とは、みんながイメージする値頃感の価格を言います。

小売業者の価格決めでも重要な考え方です。

割引販売をする場合、普段5000円の商品を4000円にすると、消費者は、この商品は、4000円が値頃感と感じてしまいます。

つまり、内的参照価格を4000円とする危険性があるのです。

一度定着すると、再び5000円にはあげにくくなります。

そこで、割引クーポンの登場です。

5000円で購入した人の全員に1000円の割引クーポンを発行します。

5000円の内的参照価格を維持しながら、割引クーポンの特典でお得感を与え、さらに、再来店の効果も期待できます。

私も昨日、チラシに入っていた割引クーポンを握りしめ焼肉店に行きました。

何か得した感じです。

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2008年06月28日

ポーターの『五つの競争要因』

男は家を一歩でると7人の敵がいる。日本の古い格言ですね。

マイケル・ポーターは、企業には五つの敵(競争要因)があるとしています。

1.競合他社・・・これは説明が必要ありませんね。

2.買い手・・・小売店における消費者の値引き交渉を想像しましょう。

3.売り手・・・今話題の資源国の価格値上げが例にあげられます。

4.新規参入者・・・NTTの独占通信事業からの新規参入がわかりやすいですね。

5.代替商品・・・スチール缶メーカーがペットボトルに取って代わる。など

5つの競争要因は、自社の位置づけを競争という観点で分析するツールです。

このポーターのファイブ・フォースは、ねらっている市場が本当に魅力的かどうかの分析ツールとしても有効です。

企業をめぐる競争要因は五つ、とるべき戦略は三つ、とてもシンプルな考えで、今でも企業の経営戦略立案で、圧倒的な支持を得ています。

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2008年06月24日

ポーターの『競争戦略』競争は戦争?

日本のメジャー企業が国際競争の中で苦戦を強いられています。

中国を中心とするBRIC,Sや東南アジア諸国など、まさに、戦国時代の様相です。

1980年代当時アメリカは、新興国の日本を中心とするアジア諸国の安価な製品におされ苦戦を強いられました。

その当時アメリカで圧倒的な支持を得たのが、マイケル・ポーターの競争戦略です。

ポーターの三つの基本戦略は、とてもシンプルです。

1.コスト・リーダーシップ戦略

  コストダウンで優位性を築きシェアを獲得する戦略です。

  事例:吉野家の牛丼、ユニクロ

2.差別化戦略

  商品やサービスの独自性を出して、高価格を目指す戦略です。

  事例:メルセデス・ベンツ

3.集中戦略

  経営資源を有望事業に集中して競争優位を確保する戦略です。

  事例:東芝の原子力

事例に挙げたのは私見です。

株式投資などで、投資企業がどういう経営戦略をとろうとしているかの判断材料にもなります。

ところで、この競争戦略理論の元になっているのが、軍事戦略なんです。

敵からの攻撃を防御しつつ、攻め込むという軍事戦略を経営に持ち込んだのです。

まさに、企業間競争を企業戦争と呼ばれるのもうなずけます。

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2008年06月19日

『縮み』志向が日本を変える!?

マーケティングに製品志向、顧客志向があります。

マーケティングという考え方は、アメリカから始まった経営用語なんですね。

日本にも固有の志向があります。

これが、『縮み』志向です。

マーケティングが経営からスタートしているのに対し、日本の『縮み』志向は文化からスタートしています。

茶道、盆栽、日本庭園、俳句など、多くの『縮み』志向の文化が例示できます。

経営や経済に、この『縮み』志向で日本を変えることができます。

トランジスタ、ウォークマン、ナノテク、最近ではバイオ分野で人細胞の技術が京都大学で発表されました。

世界的に拡大・増加が正義のような風潮が蔓延しています。

日本の文化から生まれた『縮み』志向をもう一度見直すべきではないでしょうか?

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2008年06月18日

我が家の景気循環理論

日本は、かつての、いざなぎ景気を超える、好景気の循環過程にあると言われています。

我々には、好景気という実感が全くわきませんね。

診断士の方や経済に詳しい方は、景気循環理論というのを、ご存知かと思います。

キチンの波 40ヶ月周期 企業在庫の需要変動による景気循環

ジュグラーの波 10年周期 企業の設備投資による景気循環

クズネッツの波 20年周期 建設需要による景気循環

コンドラチェフの波 50年周期 技術革新による景気循環

すべて、提唱した人の名前が付けられており、受験生時代は名前の長い順に周期も長いと覚えました。

ところで、我が家の景気循環の周期は1ヶ月です!

給料日前が不況のピークとなります。

この循環サイクル、何か革新(宝くじが当たる)が起きなければ変わりそうにありません。

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2008年06月14日

他人に学ぶ『ベンチマーキング』

ベンチマーキングと言うと、IT関係者は、ベンチマークテストをすぐ思い浮かべると思います。

他社と比較し、どのくらいパフォーマンスが高いかを計ったり、それをもとにPRしたりします。

でも、もともとは、経営戦略用語で経営管理手法の一つなんです。

始まりは、それほど古くなく、1980年代にゼロックス社が考え出しました。

70年代のコピー機のシェア80%から日本勢の追い上げで80年代に10%台まで激減しました。

その時どうしたか?ライバルの日本企業を徹底的に分析したんです。

当時のアメリカの名だたる企業が、この手法を取り入れたと言われます。

ところで、この考え方は、個人にも応用ができます。

私は、他のブログを拝見させていただき、自分との比較をするようにしています。

つまり、ブログでベンチマーキングしていると言えます。

ただ、残念なことに、なんら成果は上がっていませんが。。。。

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2008年06月12日

SWOT分析で自分をデザインしよう!

SWOT分析をご存知でしょうか?

診断士の方や受験生にとっては、あまりにも初歩的な質問ですね。

でも、あまりにも初歩的ということは、それほどに会社経営では一般的に広く使われている優れたツールと言えます。

SWOTの
SはStrengthで強みです。
WはWeaknessで弱みです。
OはOpportunityで機会(チャンス)で
TはThreatの脅威と訳します。

SとWは内部の環境でOとTは外部の環境となります。

このSWOT分析、経営戦略立案のフレームワークとして広く使われていますが、会社経営で無くても、自分を経営すると捉えれば、自分自身の生き方やデザインにも有効です。

ちなみに
私の強みSは、我慢強いこと、弱みWは、足が短いこと、機会Oは子供たちの成長、脅威Tは家内から三行半を突きつけられること。

皆さんもSWOT分析で自分をデザインしてみませんか。

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2008年06月03日

成功哲学『原因と結果の法則』

なりたい自分を強く思うことは実現する!!

・診断士に合格したい
・健康になりたい
・社長になりたい
・お金持ちになりたい などなど

人は誰しも夢を持ちます。

夢が実現するか否かは『強く思うか否か』これにかかっています。

この考えを説いたのが『原因と結果の法則』で知られるジェームス・アレン氏です。

何と100年前に出版された本で一説には聖書に次ぐロングセラー本と言われています。

私も4年前にこの本に出会いました。
ちょうど中小企業診断士の受験勉強中で何回も挫折する中で受験をあきらめようかと悩んでいた時期です。
勉強を続けられたのは、この本に出会ったおかげかもしれません。

以下はこの本から一節です。

人は自分が考えた通りの人生を生きている。
人間は『原因と結果の法則』にしたがい、常にいるべき場所にいる。
あなたをそこに運んできたのは、あなたの思いだ。
人生に偶然はない。
あなたはなるべくしてそうなった。
私たちの運命を決定するものは、私たち自身の中にある。
・・・・・

いかがでしょうか?

世の成功者が語る成功哲学の全ての原点がこの本にあると思います。

多分この本を読まれても、ことさら斬新さを感じることは無いでしょう。

最近の過剰に飾り気の多い成功体験本に比べ、あまりにシンプルなんです。

ある意味、癒しを感じます。

平成20年度の中小企業診断士1次試験が8月2日と3日行なわれます。

もし、診断士受験生の方がこの記事を読まれていましたら、その方へのメッセージです。

『強く思うことは実現します』残り2ヶ月あきらめず頑張ってください!!

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2008年05月09日

企業内診断士・フレーミング効果の実践

フレーミング効果というのをご存知でしょうか?

企業内診断士の私も会社内での商品の販売促進を検討する時に意識するようにしています。

独立診断士の方も小売業やサービス業の販促アドバイスにおいて、使われますので、覚えて損は無いと思います。

有名な例でいうと、栄養ドリング剤、タウリン1000mg配合とありますが、1g配合とするより消費者へ御得感を与え利きそうとなるわけです。

同じ商品で値引きをする場合にも、1割値引きとするか、1万円値引きとするか、抽選で1000名様に2万円キャシュバックとするか。など
様々な使い方が考えられます。

私たちが普段の生活の中でも、この種のポップや広告、宣伝が日常使われておりますので、診断士としては、向学のためにも意識して見てはいかがでしょうか。
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2008年05月04日

パレートの法則とロングテール

パレートの法則は、ビジネスの世界でも良く使われます。

『我社の売上の8割は、全商品の2割から生み出されている。』といった具合にです。

診断士の診断プロセスの中でも、この法則を持ち出して、だから、この2割に対して新しいプロモーションしましょう。と改善提案します。

ただ、ビジネスモデルの進化にともなって、残りの8割の商品に焦点があてられることになりました。

これが、ロングテールです。

Amazon.comなどのオンライン小売店などが、その先駆けと言われています。

ネットの普及によって、ロングテール・ビジネスが益々盛んになることでしょう。

我々、診断士もネット時代の進展を見据えて、自己研鑽が必要です。

企業内診断士の多くの方は、普段から会社や自宅でネットに触れる機会が多いため抵抗感無く、メールはもちろん、ブログやホームページ、メルマガ発行なども立ち上げています。

逆に年配(失礼。ベテラン)独立診断士の方には、苦手とする方が多いようです。

個人的感想なのですが、ネットは、触れてみて、やってみて、はじめてこうなんだと理解できるものと思います。

ネット関連の書籍は、本屋に行けば山とつまれておりますが、いくら熟読しても理解不可能です。

これからの診断士の必須スキルは、ネット(広い意味で)である。

皆さん いかがでしょうか?
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2008年04月19日

中期計画策定の万能ツール

この時期になると私の会社での仕事に中期3ヵ年計画の見直しがあります。

ここで診断士として身に着けた戦略ツールをご紹介します。

バランス・スコア・カード(BSC)を利用したSWOT分析です。

あまりにオーソドックスなツールですので、なんだ。。と思う方もいるかと思いますが、オーソドックスなゆえに万能で使いやすいと思います。

まず、SWOT分析で自社の強み(S)自社の弱み(W)機会(O)脅威(T)の洗い出しを行ないます。

その後にSWOTで洗い出した項目に対して、BSCの4つの視点、財務の視点、顧客の視点、プロセスの視点、学習の視点と4分類で対策を検討します。

中期計画というと、すぐ、数字の積み上げだけで、絵に描いた餅になりがちですが、先のSWOTやBSCを検討した中での計画は、それ事態に説得力もあり有効なツールと思います。

是非ご参考にしてください。

ちなみにツールとお話しましたが、診断士的には戦略策定のフレームワークという言い方を良くします。


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