先日、職場でストレスチェックのWeb診断を行いました。
これって、「労働安全衛生法」という法律が改正されて、従業員50名人以上の事業所でストレスチェックが義務化されたんですね。
50名以上の事業所ですので中規模以上の会社が多いかと思いますが、中小企業事業者も対象となる可能性がありますので注意が必要です。(あまり周知されていないように感じるので)
参考までに、どんな内容かご興味のあるかたは以下のURLからお試しください。(自己診断できますよ)
5分でできる職場のストレスセルフチェック(厚生労働省)
http://kokoro.mhlw.go.jp/check/ところで、ストレス社会と言われ続けていますが、会社内でも、うつ病社員が本当に多くなりました。
多分昔もあったんでしょうね。
でも、明確にうつ病という病と診断されなかっただけなのでしょう。
とかくストレスのたまる世の中ですが、やっぱり、会社では人間関係が一番の理由にあげられますね。
人は誰しも良い人間関係の中にいて、自分の存在を認めてほしい、という欲求があります。
それが、ある日(または徐々に)上司とソリが合わなくなり、同僚に自分の存在を否定され、会社に居場所がなくなる。
それに、会社の外にも自分を認めてくれる友人がいないと、強烈なストレスとなります。
そんな中、解決策の第1歩は、人間関係を広げることだと思います。
得てして、深みにはまるケースは、対峙している人間(例えば上司)と延々と葛藤しているケースです。
先輩からのアドバイスですが、人は、とことん話し合えば分かりあえるか?
一生分かりあえないことも多いのです。(経験的に実感できますよね)
でも、真面目な方ほど、いつかは分かりあえると信じる傾向があるとか。
一生分かりあえないし、かかわり合いを拒否できない、人間関係もたくさんあるんですね。
ようは、適度に折り合いをつけること。
人間関係を広げるのに濃い人間関係である必要はありません。
ゆるい関係、弱い関係で良いんです。
必然的にストレスの対象となる人間関係が相対的に低下します。
やはり、外に求める場合、家族が一番なのですが。
最近の家族の関係も複雑に変化していますので、このあたりにも、ストレス社会の原因がありそうですね。
これから秋に向かって季節の変わり目、うつ発症のリスクの高い時期とのこと。
まずは、セルフチェックで自分の状態を確認してみてはいかがでしょうか。
posted by ネット田中 at 10:40| 東京 ☁|
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