2023年02月27日

コロナ禍のハイコンテクスト文化

理論政策更新研修にて。

この研修の特徴は、経営者インタビューなど実在の事例を基にしている点、

テーマは、地域からの海外進出。

九州のとある電気装置メーカーが中国に進出するケースです。

受講生の改善討議での意見、日本人同士と違い、海外では明確に指示しないと通じないとのこと。

現地社員に、「この商品をA社に届けてきてください」と指示します。

いつまでたっても帰ってこないので、どうしたのと電話をすると、届けましたとの返事。

そう、この現地社員は、指示通り届けたのです。

日本人なら帰って報告しますよね。

これを説明するのが、ハイコンテクスト文化というそうです。

日本は1を伝えれば文脈を読み取り2や3の行動を起こすハイコンテクスト文化なんです。

コンテクストは文脈とか共通の知識とかコミュニケーション基盤のことで、逆の文化がローコンテクスト文化。

意思疎通に言語依存度が高い欧米諸国がローコンテクスト文化。

しかし、コロナ禍を経て、在宅勤務にネットミーティングが多くなりコミュニケーションにも微妙な変化があるように感じます。

顔色やしぐさ、微妙な空気感が読めない環境がそうさせているのかと。

どうでしょうか。
posted by ネット田中 at 17:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 診断士の社会問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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