2022年07月24日

中小企業性業種

中小事業者向け補助金の勉強会に参加しました。

補助金申請には要件があって、まず、中小企業であること。

製造業なら、資本金3億円以下 または 従業員300人以下。OR条件なんですね。

最近では、この条件範囲になくても、資本金10億円以下なら中堅企業として申請要件を満たすことも。

ですので、大多数の企業が範囲に。

ただ、業種で見ると偏りがあり、中小企業性業種が多いのです。当たり前ですが。

中小企業性業種とは、出荷額全体のうち中小企業が70%を占める業種を言います。

中小企業性業種の特徴としては、、、

1.多品種少量分野での製品に属する業種
  アパレル、食料品、家具、雑貨など

2.大企業の下請企業として位置付けられる業種
  電子部品関連、機械金属の部品加工など

3.地域住民生活に密着した消費財、サービスを提供する業種
  豆腐、和菓子など製造小売など

自動車産業のように製造業が大企業向けで、飲食業のようなサービス産業が比較的、中小企業に向く業種と言えます。

飲食業は、比較的、小資本で開業できて、経営者の創意工夫で生き残っていけますね。

ただ、最近の傾向では大手チェーン店に圧されて苦境に立っているケースも多く、典型例で言えば喫茶店。

昔は個人経営の喫茶店も沢山ありましたが、今やスタバにドトール、マックやコンビニも。

コロナ禍で大きな影響を受けた中小企業性業種。

事業再構築を後押しする補助金支援によって、どう変わるのか。

見ていきたいと思います。
ラベル:補助金 診断士
posted by ネット田中 at 14:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 診断士の中小企業問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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