世界遺産巡りに富岡製糸場へ。
巨大装置を前にゾクッとくるのは私だけか。
150年前に開業、近代繊維産業の先駆けで官営から民営に移行、
女性が就ける仕事が少ない時代、優秀な工女が仕事につき、全国各地で製糸業の発展に貢献しました。
ただ、元祖ブラック企業と言う悪評もあるんですね。
フランスから生産技術を輸入した時、働き方も習って、1日7時間45分勤務で土曜祝祭日、年末年始、夏季休暇があり、賃金も含めかなりの厚遇でした。
劣悪になったのは、民営化後の経済発展の時代に移り、
1日12時間、休日は月2日、『あゝ野麦峠』に代表される悲劇も。
今朝の新聞、大手企業が週休3日にという見出しに、何か重なるものが。
そうか、150年前の労働時間と今、ほとんど変わっていないんですね。
週休3日は、週の所定労働時間を変えずに、残りの4日でということです。
何か違うなと感じるのですが、いかがでしょうか。
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