昨日のコンサルグループの会合、グリーン成長について発表があり、備忘録兼ねて記事にしました。
炭素生産性は、付加価値額をCO2排出量で割ったもの。
この指標を使って、様々な政府施策が発表されています。
中小企業支援で言えば、事業再構築補助金の第6次、事前情報では、グリーン成長枠が創設され、補助上限1億円とのこと。
昨年、「カーボンニュートラルに向けた投資促進税制」が発表され、あまり知られていませんが大手企業では、多くが取り組んでいます。
この制度、⽣産設備または⽣産⼯程改善の投資を行い、炭素生産性の目標を達成すると、投資額の10%税額控除または50%の特別償却を認めるものです。
最新設備を導入すれば、今より省エネ対応されているのでCO2が今より減り、機能もアップしているので生産効率があがり、付加価値額も向上します。
ならば、目標達成も簡単と思いきや、3年以内に10%UPは、かなり高いハードルのようです。
ところで、CO2排出量をどう計算するのか。
ちゃんと、経産省ホームページに「エネルギー起源二酸化炭素排出量等計算ツール」が置いてあり、
熱源ごとの利用明細(請求書)から入力することになります。
成程と、こちらを使えば小規模事業者でも利用可能かと。
脱炭素と成長の両立、グリーン成長を後押ししたいと思います。
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