2022年01月23日

ものづくり企業のDX事例

昨日は、診断協会のイベントで武州工業、林会長の講演を拝聴しました。

備忘録かねて記事にします。

演題は、ポストコロナの組織・人事でしたが、

内容はより幅広くIoT,DXの取り組みも紹介されておりました。

実は、こちら武州工業のお名前をいろんな場面で耳にしていて、

中小ものづくり企業の先進事例に取り上げられている超有名企業です。

その会長のお話を直接聞くのは初めて、

武州工業株式会社、創業68年、年間売上17億円、従業員160名、青梅市に本拠を置き、連続黒字経営を継続している。

パイプ加工のスペシャリストとしてモノづくりの可能性を広げ、夢とビジネスを世界に発信し300年企業を目指している。

特長は、
・自動車用パイプの曲げ半径を小さく抑え、3次元の複雑な形状も自在に加工できる技術力
・生産工程の見える化で「1個流し」の独自生産体制を確立し新興国にも負けない価格を実現
・IoT,AIを活用し生産性向上を実現し、そのシステムを外販も
・1人で全工程を任されるやりがい。離職者はほぼゼロ、友人に入社を勧める社員も

講演で最も印象に残ったトピックスです。

取引先との価格交渉、、

全取引先に価格改定を要求されたんですね。1年の期限を切って。

ここにはポイントがあり、ちゃんとデータでエビデンスを示して。(ここが重要)

ほとんど無視していた取引先も期限が近づくに従い、各社反応が、、

データでコスト低減を行い、データで価格改定を実現しました。

まだまだ少ない、ものづくり企業のDX事例です。
posted by ネット田中 at 12:23| Comment(0) | 診断士の協会活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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