2021年11月21日

ジョブ型雇用のこれから

昨日は、所属する会で『働き方改革と生産性について』を聴講。

とても分かりやすく納得感があり、整理も兼ねて記事にしました。

日本の労働生産性は、世界比較で低い、、とても低い、、

アメリカは比較にもならず、韓国より低く、賃金も一昨年抜かれています。

ここらは、もう言われつくされましたが、

コロナ禍が世界中を襲い、その対策と経済再興に向けて、各国がお金をつぎ込んでいます。

日本は、つぎ込んだお金の額では、世界トップ群で抜きんでていますが、その効果がいまいち現れないと苦しんでいます。

話は変わり、その原因には日本の雇用制度が大きく影響しています。

賃金制度では大手を中心に成果報酬部分を大きくしたり、工夫がされています。

従来のメンバーシップ型雇用のもとでは、この報酬制度もうまく機能してないようです。

入社すると、いろんな部署を経験し、転勤を受入、会社の事業転換に応じて、なんでもやる。

ゼネラリストと言われて、社内システムは詳しくなりますが、外に飛び出ようとすると、何ができるのと自問することも。

これは自身のサラリーマン経験の実感としてもわかります。

ジョブ型は、この分野のスペシャリストとして雇用されるので、会社での仕事は、外に出ても通用するんですね。

制度設計としてジョブ型雇用の取り入れ方は、様々でしょうが、この流れは変わらないと。

終身雇用は時代に合わないと言いつくされ徐々に対策をとってきた日本の社会システムですが、急難にあって変化してきた歴史があると言います。

江戸時代から明治維新、戦争があり。

今のコロナ禍もその急難にあたるのでは無いかと。

経済再生のキーファクターに、ジョブ型雇用のこれからを注視したいと思います。
ラベル:雇用
posted by ネット田中 at 12:58| 東京 ☀| Comment(0) | 診断士のビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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