2021年08月09日

キャンセルカルチャー

みせかけのSDGsをSDGsウォッシュと呼びます。

もともとは、みせかけの環境配慮を批判するグリーンウォッシュが始まりで、そこそこ歴史もあるんですね。

企業のみなさん、SDGsウォッシュに注意ということで、電通が注意ポイントをあげています。
(SDGsコミュニケーションガイドから)

@根拠がない、情報源が不明な情報を避ける

A事実よりも誇張した表現を避ける

B言葉の意味が規定しにくいあいまいな表現を避ける

C事実と関係性の低いビジュアルを用いない

これって感覚的にもわかりますよね。

当たり前とさえ思えます。

有名人や大手企業などの発言や行動を糾弾し、不買運動を起こしたりして、排除しようとする動きのことをキャンセルカルチャーと言います。

アメリカ発祥で、You are cancelled(あなたは用無し)が語源のようです。

SDGsウォッシュも意図せず過去の言動が糾弾されることもあります。

昔の話と思われるかもしれませんが、価値観の転換に気づかないことがリスク。

特に自分含めおじさん世代は、昔はこんなもの平気だったと自慢げ?に話し、昔の価値観を引きずることが。

昨日オリンピックが閉幕しました。

いつになくテレビにくぎ付け、競技に熱中した2週間。

一方、開催に向けキャンセルカルチャーが印象に残るイベントでもありました。

いかがでしょうか。
posted by ネット田中 at 15:47| 東京 ☀| Comment(0) | 診断士の社会問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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