もともとは、みせかけの環境配慮を批判するグリーンウォッシュが始まりで、そこそこ歴史もあるんですね。
企業のみなさん、SDGsウォッシュに注意ということで、電通が注意ポイントをあげています。
(SDGsコミュニケーションガイドから)
@根拠がない、情報源が不明な情報を避ける
A事実よりも誇張した表現を避ける
B言葉の意味が規定しにくいあいまいな表現を避ける
C事実と関係性の低いビジュアルを用いない
これって感覚的にもわかりますよね。
当たり前とさえ思えます。
有名人や大手企業などの発言や行動を糾弾し、不買運動を起こしたりして、排除しようとする動きのことをキャンセルカルチャーと言います。
アメリカ発祥で、You are cancelled(あなたは用無し)が語源のようです。
SDGsウォッシュも意図せず過去の言動が糾弾されることもあります。
昔の話と思われるかもしれませんが、価値観の転換に気づかないことがリスク。
特に自分含めおじさん世代は、昔はこんなもの平気だったと自慢げ?に話し、昔の価値観を引きずることが。
昨日オリンピックが閉幕しました。
いつになくテレビにくぎ付け、競技に熱中した2週間。
一方、開催に向けキャンセルカルチャーが印象に残るイベントでもありました。
いかがでしょうか。
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