2020年12月21日

3次補正案に見る中小企業施策

経産省から3次補正予算案の事業概要が出されました。

コロナ禍での経済対策なので注目度も高く。

総額が4.3兆円の大規模補正ですが、私が気になるのは、やはり、中小企業施策です。

目立つのが再構築促進事業で、なんと、1.1兆円規模(1桁違う規模に驚き)、

中堅企業に成長する中小企業に支援を重点化するというのがポイントのようです。

その具体的な中身は、これからでしょうが、政策ブレーンのアトキンソンさんの顔がちらっとよぎり、

生産性の低い中小企業は退出すべきとし、中小企業の統廃合を訴えていますよね。

補助上限枠や配分に注目です。

一方、お馴染みの生産性革命推進事業(もの補助、小規模持続化、IT促進)の特別枠が2300億円となっています。

感染防止と生産性向上を両立するビジネスモデルへの転換を支援する。とあり、こちらも今後の具体的な中身に注目です。

1月からの通常国会で審議され、早ければ2月の中下旬には成立執行かとの予測ですが、

中小企業支援で、落ち込む経済の後押しになることを願いたいです。

ラベル:診断士 補助金
posted by ネット田中 at 15:00| 東京 ☀| Comment(0) | 診断士の中小企業問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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