支援先のパン屋さん、
昨年、キャッシュレス決済の導入を検討しましたが、結局断念しました。
先月終了したポイント還元、事業者から見た評価は、いまひとつの印象ですね。
あるメディアのWeb調査によると、楽になったと従業員評価は高かいのですが、売上増とはいかなかったようです。
中には、現金決済に戻す事業者も。
効率化(コストダウン)で手数料の約3%をカバーするのは簡単ではありませんね。
先のパン屋さんの営業利益率が約6%ですから敬遠するのもわかります。
キャッシュレスを推進する政府もあれこれ策を講じています。
例えば、決済手数料の公表。
この手数料、実は、1%未満から10%超までかなり幅があるとのこと。
そこには、手数料の高コスト体質と複雑な要因が絡んでいます。
たとえば、CAFISと呼ばれる決済サービスが少額ほど割高な仕組みであったり、
高いクレジットポイントが、結局、回りまわって手数料にと。
決済事業者自らが高コスト体質からの脱却せよとのサインなんですね。
ところで、どのくらいの手数料が踏み出す境界線か、
こちらのパン屋さん
曰く、1%になったら導入するとのことです。
これ実感あるリアルな数字だと思うのです。
個人的には、複合サービスを目指すQRコード決済事業者がキーと思うのですが、
今後に注目したいと思います。
2020年07月05日
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