2020年04月04日

給与振込は○○Payへ

賃金の支払いは、日本円で現金払いが原則ですが、いよいよ変わりそうな雰囲気です。

診断士受験勉強でも習った、賃金支払い5原則って思い返して見ると、

円で払えよ、通貨払い

本人に払えよ、直接払い

全部払えよ、全額払い

月1回は払えよ、月1回以上払い

決まった日に払えよ、一定期日払い

サラリーパーソンからすると当たり前のように感じますが、これができた70年前はいろいろあったようです。

また、はるか昔の学生時代に、現金でバイト代を受け取った記憶がりますが、現在は振込ですよね。

この法律(規則)、どこに書いているかと言うと、そう、労働基準法施行規則です。

これを改定する動きが、

目玉は、電子マネーでの支払いです。

コストも少なく、利便性も高い、しかも遅れているキャッシュレス決済比率も上がるし、フィンテック企業育成にも追い風と。

それに加えて、もう一つ改定したい理由があるとか、

それが、外国人労働者の増加です。

現在、給与支払いは、銀行口座への振り込みが、ほぼほぼ唯一の手段。

ほとんどの外国人労働者は、日本の銀行口座を持ってないんですね。

なるほど納得。スマホ送金がアフリカのタンザニアで普及したのも、この理由でした。

そこで来年あたり、目に浮かびそうなのが、街中のポスターやCM。

給与振込は○○Payへ!

posted by ネット田中 at 16:37| 東京 ☀| Comment(0) | 診断士の経済問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: