2020年03月17日

ターゲティング広告の転換点

ついに日本でもインターネット広告収入がテレビを上回りました。

伸び率から見れば時間の問題でしたが、前年比インターネット20%増でテレビがマイナス3%弱。

その差は今後も広がるでしょうね。

そんなインターネット広告にも課題が。

閲覧履歴からお勧め広告を出す、ターゲティング広告という手法ですが、

これが皆に嫌われているんですね。何か私生活を見られているようで。

私もイラっとすることがあり、こんなの逆効果じゃないのと思う時も。

そういった世の動きに、もう一つ、クッキーの利用制限です。

グーグルがクッキーの第3者提供を制限すると発表しました。

その背景には、世界各国からのプライバシーに対する強い懸念があります。

世界の広告費が60兆円で約4割の25兆円がインターネット広告。

日本政府もルール整備と日本企業の育成を進めていますが、

消費者イメージとプライバシーに配慮した広告へ向かうでしょうね。

ターゲティング広告の転換点と言えそうです。
posted by ネット田中 at 06:00| 東京 ☀| Comment(0) | 診断士の経済問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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