2020年02月16日

結果にコミットする板橋モデル

全国47都道府県に中小企業を支援する「よろず支援拠点」が置かれています。

この契機になったのが、板橋区立企業活性化センターの経営改善チームの活動。

全国の手本として、板橋モデルと呼ばれています。

昨日は、埼玉診断協会の定例会で中嶋センター長からお話を聴く機会を得ました。

とてもリアルな体験談を交えたお話で、そうだよなと思わせるシーンがたくさんありました。

銀行にも、行政にも踏み込めない(踏み込みずらい)でも、とても重要な役割を担っていると。

24時間365日いつでも対応し、どんな経営状態でも、敷居を設けないと言います。

また、必要ならなんでもやる。

資金繰り表が作れないなら、作り方から、表計算ソフトの使い方まで指導すると。

そして、事業再生の結果にコミットするのです。

中嶋センター長は、支援チームでの活動が重要と説きますが、束ねるリーダーも重要と推察します。

まさしく、伴奏型支援の実践ですね。

支援での注意点の一つに、経営者に100%寄り添っては、ダメと言います。

80%寄り添い、20%は冷静なもう一人の自分が必要と。

理屈だけでなく、実践して結果を残した深いお話しでした。

今後のよろず支援拠点の活動に注目したいと思います。
posted by ネット田中 at 11:00| 東京 ☁| Comment(0) | 診断士の協会活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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