この契機になったのが、板橋区立企業活性化センターの経営改善チームの活動。
全国の手本として、板橋モデルと呼ばれています。
昨日は、埼玉診断協会の定例会で中嶋センター長からお話を聴く機会を得ました。
とてもリアルな体験談を交えたお話で、そうだよなと思わせるシーンがたくさんありました。
銀行にも、行政にも踏み込めない(踏み込みずらい)でも、とても重要な役割を担っていると。
24時間365日いつでも対応し、どんな経営状態でも、敷居を設けないと言います。
また、必要ならなんでもやる。
資金繰り表が作れないなら、作り方から、表計算ソフトの使い方まで指導すると。
そして、事業再生の結果にコミットするのです。
中嶋センター長は、支援チームでの活動が重要と説きますが、束ねるリーダーも重要と推察します。
まさしく、伴奏型支援の実践ですね。
支援での注意点の一つに、経営者に100%寄り添っては、ダメと言います。
80%寄り添い、20%は冷静なもう一人の自分が必要と。
理屈だけでなく、実践して結果を残した深いお話しでした。
今後のよろず支援拠点の活動に注目したいと思います。
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