日本企業は、成長を海外に求めるか、新規事業か。
ただ、この新規事業が難しいのです。
どうしてでしょうかね。
一つには、既存事業からくる制約が経営判断を保守的にするのかと。
常道は、既存事業を維持(強化)しながら新事業をどう始めるかを決めます。
なので、経営判断に自ずと制約を設けてしまいます。
新規事業は、この範囲までと。
また、既存事業との共食いも心配ですね。
昔、子供を連れて買いに行った、おもちゃのトイザラス。
おもちゃのリアル店舗は夢のような空間でしたが、Amazonとの戦いで敗れました。
ネット販売にも参入したんですが。中途半端。
既存事業があるがゆえに、ここまでしかできない、という制約があったのかと。
既存事業の維持と矛盾する戦略に苦悩するんですね。
でも、断トツの勝者GAFAにも対抗しないと。
既存事業(アナログ)と新事業(デジタル)の両方を進められるか。
思い切りが必要なんでしょうか。
いづれにしても、正念場と思うのです。
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