2020年02月08日

新規事業のむつかしさ

日本の経済成長率は、良くても1%前後。

日本企業は、成長を海外に求めるか、新規事業か。

ただ、この新規事業が難しいのです。

どうしてでしょうかね。

一つには、既存事業からくる制約が経営判断を保守的にするのかと。

常道は、既存事業を維持(強化)しながら新事業をどう始めるかを決めます。

なので、経営判断に自ずと制約を設けてしまいます。

新規事業は、この範囲までと。

また、既存事業との共食いも心配ですね。

昔、子供を連れて買いに行った、おもちゃのトイザラス。

おもちゃのリアル店舗は夢のような空間でしたが、Amazonとの戦いで敗れました。

ネット販売にも参入したんですが。中途半端。

既存事業があるがゆえに、ここまでしかできない、という制約があったのかと。

既存事業の維持と矛盾する戦略に苦悩するんですね。

でも、断トツの勝者GAFAにも対抗しないと。

既存事業(アナログ)と新事業(デジタル)の両方を進められるか。

思い切りが必要なんでしょうか。

いづれにしても、正念場と思うのです。

posted by ネット田中 at 20:50| 東京 ☀| Comment(0) | 診断士の経済問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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