spendは費やすなので、スペンドシフトで消費行動がシフトするとなります。
10年ほど前に、『スペンド・シフト』日本語サブタイトルで「<希望>をもたらす消費」という本が出版されています。
この本では「より多くのものをより安く」買うから「高くても価値あるもの」に消費トレンドが変化していると。
ここにきて、日本でも、同様の現象がみられると実感するのです。
先進国で消費者が企業に求めるもの(キーワード)。
減少しているキーワード:豪華・ワンランク上・ミステリアス・グラマラス
増加しているキーワード:信頼・親切・社会貢献・寄り添う
たしかに、ワンランク上ってよくプロモーションに使われていましたが、最近は響かないですよね。
増加キーワードを見て、私が思い浮かぶもの。
日本の中小企業の経営理念です。
「感謝」「地域貢献」「社会的信頼」などを取り入れているところが多数見受けられます。
経営理念に従い事業を展開すれば、スペンドシフトで世界中のお客様が増えていくはず。
令和の時代、スペンドシフトで日本型経営が成功へと。
私はそう信じています。
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