COBOLのせいではない!という記事を見ました。
IT業界の世界地図から日本が周回遅れとの指摘です。
IT業界に係る身としては、肩身が狭いというか、案外と納得という感じです。
多くの企業の基幹システムでは、いまだに、COBOL言語のプログラムが動いているんですね。
新入社員に習った言語を尋ねると、JAVAやC言語が多数でCOBOLはいませんでした。
そう、日本のIT投資の7割が既存システムのメンテナンス費用だとかで、そのプログラム言語がCOBOLとのこと。
私も40年近く前、IBM4841にCOBOL,FORTRAN,PL1言語でパンチカードを流し込んだ記憶があります。
もうそういう言語を扱える人材はいません。
そこで、最近活況なのがモダナイゼーションです。
モダナイゼーションは、近代化とも訳しますが、IT業界では、古いシステムを最新技術で置き換えることを言います。
どんなメリットがあるかというと、断然、維持費が安くなるんですね。
レガシーシステムが原因で新しいIT投資が生まれないという構造を打破するきっかけになればと願います。
2019年08月16日
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