2019年08月09日

同一労働同一賃金待ったなし

今週、突然に人事処遇制度変更の社内説明会がありました。

定年まじかの私には、あまり関係ないかと思いつつ話を聞いてみると、職能資格制度から役割に応じた制度に切り替えるとの事前説明で具体的な内容には触れていません。

法制度の話は一切ありませんでしたが、2020年4月スタートの同一労働同一賃金対応もあっての制度変更かと。

昨年の年末ぎりぎりに、厚生労働省の同一労働同一賃金ガイドライン(以下URL参考に)が発表され、企業も対応に悪戦苦闘しているようです。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000190591.html

雇用される側から見ると、おおむね賛成の意見が多いのですが、実態は、正規社員の賃下げとセットで非正規社員とバランスを取る動きが見られます。

日本の全労働者の4割を占める非正規雇用者の処遇改善を目的にした制度変更です。

ただ、賃金テーブルを書き換えるだけでなく、働き方改革を目指してほしいものです。

ちなみに、現在の勤め先は60歳定年で以降1年の有期雇用(非正規)となり、定年前後の処遇がどう変わるか。

大手企業の7割が対応未定となっている状態で、この秋には制度案を労使協定の場に提示できいと間に合わないと見られます。

まさしく、同一労働同一賃金待ったなしと言えそうです。

posted by ネット田中 at 21:14| 東京 ☀| Comment(0) | 診断士の会社生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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