金融庁が老後30年間で2000万円不足するとの発表です。
もともと年金100年安心とうたっていたのに手のひら返しかとの批判です。
これって唐突に出た話では無くて、5年に1度の年金制度の検証時期に来ているんですね。
前回の年金制度改正から想定より少子高齢化がさらに進み(想定内との意見も)対応が必要としています。
具体的には、パート労働者の加入、受給開始年齢の70歳超への先延ばし、加入期間の上限引き上げなどを検討するそうです。
野党に言わせれば、まずは、100年安心と言った責任を取れとのこと。
そうは言っても、危ないものは危ないとして、モデルケースとして2000万円不足するとしたのには、一定の意味はあると思います。
年内に案を取りまとめ、来年の通常国会に提出とのストーリーですが、前向きにな議論を望みます。
自分だけ良ければ、30年安心ぐらいで良いのですが、子供たちの将来を考えると、そうは言ってられませんから。
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