縦軸に市場成長率、横軸に相対市場占有率をとって、(高低が、問題児)(高高が、花形)(低高が、金の成る気)(低低が、負け犬)と4象限に分類します。
それぞれ呼び名が凄いですよね。(英語の直訳ですが)
一見、高高の花形が良さそうですが、この事業領域は、ものすごくお金もかかるんです。
ちょうど、今の日本の企業で言うと、東芝メモリーあたりかな。
NAND型フラッシュメモリー世界シェア3位、もちろん成長市場ですが、設備投資も半端なく3年間で1兆円を超すそうです。
4象限で悩みどころが、高低の問題児です。
これ以上の金をつぎ込むか、決断のしどころです。
ソニーのスマホ事業が、これにあたると思います。
ソニー全体の業績は絶好調ですが、スマホ事業は振るわず、世界シェア1%未満です。
令和3年までに事業の立て直しを図るとのこと。逆に言うと、撤退の期限ともなります。
エンターテイメント事業とのシナジーやCMOSセンサーの強みもあり、復活の可能性を秘めていると信じています。
頑張れニッポン製造業と強く応援しています。
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