2019年03月25日

改正入管法施行と移民政策

外国人労働者の受け入れを拡大する、改正入管法が、いよいよ来週の4月1日からスタートします。

国会では拙速とする意見を押しのけての改正法成立。

スタートまでの準備不足感は否めませんね。

でも、賛否両論あるなかでも、私は、早く変わることを願っています。

技能を持ち帰ってもらうと言う、現在の技能実習制度ですが、実態は安価な労働力で、まやかしではと思うからです。

従来の技能実習生が、対象80職種、家族帯同不可、最長5年、転居・転職不可

今度の特定技能者は、対象14業種、家族帯同不可、最長5年、転居・転職自由(同職種)

これを見て気づかれたように、転居・転職の自由となります。

法治国家日本で、転居の自由と職業選択の自由が無いなんて、信じられないと思うのは私だけでしょうか。

この特定技能者ですが、技能が認められ、技能1号から2号にグレードアップすれば家族帯同と更新で無期限となります。(いまは2業種のみですが)

法施行に合わせて、入管局は入管庁に格上げされ、外国人労働者の生活支援も担うことに。

いよいよ緩やかな移民政策がスタート、外国人との共生を願うばかりです。
posted by ネット田中 at 12:00| 東京 ☀| Comment(0) | 診断士の国際問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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