2019年03月10日

中小企業診断士の起源

昨日は、埼玉県協会の経営改善研究会に参加しました。

債務超過企業のBS/PLを事例に改善提案を行う実践的な研究会です。

その中で、講師から中小企業診断士って名称がチョット上目目線ですよね、という問いかけ。(脱線するのも、これ楽しい)

最初は、中小企業の経営を支援する担当者(当時は公務員です)は、中小企業支援員と呼んでいたそうです。

なるほど、こちらのほうがマイルドな呼び名ですね。

そこで、ちょっと中小企業診断士の起源を調査すると、まず、中小企業庁が1948年に発足しています。

たぶん、この時の担当者を中小企業支援員とか相談員とか、呼んでいたのではと推測します。

1952年に中小企業診断員登録制度がスタートし、無試験(認定ではなく登録制)で公務員のみの資格だったんですね。(うらやましい限り)

そして、1962年にお馴染みの中小企業基本法が制定。

同年に、中小企業診断制度及び中小企業大学校による養成課程制度がスタートしています。(工鉱業と商業の2部門)

よって、中小企業診断士の起源は、1952年の診断員登録制度ということでしょうか。

さすが、歴史のある資格と再認識しました。
posted by ネット田中 at 13:59| 東京 ☁| Comment(0) | 診断士の協会活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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