2019年02月09日

有給休暇取得の義務化

働き方改革法の適用実施が、いよいよ、4月からスタートします。

まずは、大企業からということで、人事・総務部門は、労使交渉から就業規則変更など、大わらわ?のようです。

残業時間の上限規制や高プロなどが話題になる中で、併せて、意外と地味にスタートするのが有給休暇取得5日間の義務化です。

ちなみに、有給休暇は、6ヶ月間勤務 & 勤務日の80%以上で10日分の有給休暇を与えなければならないもので、パートさんやアルバイトも(ここよく間違えるので注意)含まれます。

海外旅行サイトのエクスペディア調査では、日本人の有給休暇の取得率は、調査対象国19ヶ国中で最下位の50%とのことです。

本当かと、厚生労働省の勤労統計を見ると、従業員規模別では、50%前後で極端な差異なし。

業種別では、電気・ガス・水道業が72%に対して、飲食サービス業が33%と差が歴然ですね。

これから読み取れるのは、大企業であっても飲食サービス業が要注意と言うのがわかります。

大手製造業に勤める友人に、そちらはどう?と尋ねると、全く問題なしとのこと。

すでに、会社一斉年休充当日が5日あるそうな。

うらやましい限りです。

この例のように、大企業では、この有給休暇義務化の実質的意味は小さいかなと。

でも、これを機会に休暇取得への意識改革につながれば思うしだいです。

いかがでしょうか。
posted by ネット田中 at 11:57| 東京 ☁| Comment(1) | 診断士の会社生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは。
ランキングから来ましたミラです。
休暇取得の意識改革、必要ですね。
今後に期待します。
応援ぽちしました。
Posted by ミラ at 2019年02月11日 18:21
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