2019年01月13日

担保無しでも融資が可能な事業性評価融資

昨日は、埼玉県中小企業診断協会の研究会で事業性評価融資の勉強会がありました。

きらぼし銀行のご担当者様から金融行政の変遷から事業性評価融資の現状までを詳しくご紹介いただきました。

事業性評価融資は、決算書や担保だけで融資判断するのではなく、事業内容や成長可能性等も評価して行う融資のことです。

バブル崩壊から1998年に金融監督庁が発足し金融検査マニュアルが公表され金融機関は不良債権処理に追われることになります。

ドラマで半沢直樹というのがありましたが、銀行の貸し渋りや貸しはがしが社会問題となった時代です。

この頃、金融機関のスタンスは、貸したお金が返済してもらえないと困るため、保証人や不動産担保などの有無をもとに判断することが一般的でした。

そこに金融行政の大きな転換期が到来したのです。

2013年から2015年にかけて金融庁に森長官が就任すると、銀行の検査手法見直しと事業性評価に基づく融資を推進することになりました。

それが、2014年の『金融モニタリング基本方針(監督・検査基本方針)』です。

そこには、こう記載されています。(一部抜粋)

「担保・保証に必要以上に依存することなく、借り手企業の事業の内容や成長可能性などを適切に評価し(☜これが事業性評価)、融資や助言を行い、企業や産業の成長を支援していくことが求められる。」

講演では、事業性評価融資を推進するためには、企業実態を把握するための『対話』が重要としています。

中小企業診断士の経営支援業務でも言えることですね。

対話を通じて事業をより深く知り、強み・課題・ニーズ等を共有することが大事だと再認識できた講演でした。

ラベル:診断士 金融
posted by ネット田中 at 11:13| 東京 ☁| Comment(0) | 診断士の協会活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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