経営者と話すとコストカットや効率ばかりが頭にあるようで、しっかり説明が必要と感じます。
働き方改革で生産性を向上させようなど政府や新聞紙上でも生産性と言う言葉がよく出てきますね。
最近では、どこぞの国会議員さんが同性愛者を非難して彼ら彼女らには生産性が無いと言い放ちましたが、ここでの生産性は、子供を産む数のことですから、あきれるしだいです。
企業で言う生産性(労働生産性)は、従業員一人当たりの付加価値額で表します。
ポイントは付加価値額で、経常利益に人件費(その他もろもろありますが)を合わせたものと、ざっくりつかんでおくと良いでしょう。
つまり、給与を上げて経常利益が同じなら付加価値額は上がるんですね。
利益が出ても、内部留保に貯めこんで給与に反映しないやり方には疑問を感じます。
働き方改革の本質は、労働時間を減らしつつも、給与を上げられる、企業体質を作り上げることと思うのです。
いかがでしょうか。
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