産経新聞はすごいですね。
無料で新聞の全紙面を読むことができるのですから、どういったビジネスモデルなのか非常に興味があります。
その他の本に関しては紙媒体で買って読みますが、世界的には、電子書籍が普及し、紙の書籍の売り上げは減少傾向が続いているそうです。
その中でも、電子書籍の全売り上げの半分がアメリカが占めているとのことで断トツに普及しています。
アメリカで普及する理由には、いくつかあって、一つ目は、まず、書店が近くに無いそうです。
本を買いに行くまで車で1時間というのが基本スタイル(もちろん、大都会では徒歩圏にありますよ)だそうです。
2つ目は、本の値段が高くて、紙の質が非常に悪いのです。
単行本のハードカバーで30ドル以上が普通とのことですので確かにチョットお高いかな?紙質も藁半紙かと思われる粗悪さですから、これは、納得です。
最後の3つ目が紙媒体より電子書籍の品ぞろえが多いのです。
アメリカでは、著作権を出版社に譲渡するのが一般的なので電子化するのが容易なんですね。
日本では、著作権は作家が持つのが一般的で、電子版を出すのに個別に許可をもらう必要があります。
日本の人気作家には、電子化に反対している作家も多くいて、手間とコストから品ぞろえが増えない原因となっています。
ところで、もし、全作品が電子化されれば電子書籍を利用するかと問われれば、私の個人的意見としては、否定的です。
キンドルなど専用端末だと何百冊もの書籍が持ち運べると言いますが、世の中に普段から何冊もの本を持運んで読んでいる人が、いったいどのくらいいるのでしょうか。
持ち歩くのは、読みかけの本を1冊で十分。
どちらかというとデジタル人間の私ですが、本だけはアナログが大好きなのです。
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