2017年11月12日

現預金211兆円の驚き

日本銀行によると、日本企業が保有する現金と預金の合計額は211兆円と過去最高だそうです。

1年前より7%多いというのですが、アベノミクスの好景気も企業の内部留保に貯まるのみで従業員給与は全く伸びていません。

トリクルダウンをねらった大手企業への優遇政策も破たんしていると思うのは私だけでしょうか。

絶頂のトヨタ自動車の自由に使える現金が9兆円まで膨れ上がりましたが、これでも、設備投資も控えめ、賃上げも控えめにして、尚且つ、不況時の調整弁とするために非正規従業員の正規化にも後ろ向きです。

トヨタの9兆円がいかに大きいかというと、半年間1台も車が売れなくても借り入れせず経営ができるレベルです。

中小企業診断士が中小事業者から手元資金はどの程度あれば盤石でしょうか?と問われると、業種にもよりますが、月商の3か月分を目安にとしますから、このトヨタの9兆円がいかに過剰かが見て取れます。

不況時の耐性を強くする守りの経営も否定はしませんが、これでは、日銀がいくら金融緩和したって消費に回らない理由が良く理解できました。

攻めと守りは、自動車のアクセルとブレーキになぞられます。

トヨタだけに、上手に運転していただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。
ラベル:診断士 資金
posted by ネット田中 at 10:16| 東京 ☀| Comment(0) | 診断士のビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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