2017年09月24日

新たな中小企業性業種

診断士受験勉強で学んだ中小企業性業種ですが、昨今は、新業態の参入も増え様変わりしています。

中小企業性業種は、出荷額全体のうち中小企業が70%を占める業種を言いますが、特徴としては、次の点があげられます。

第一番目は、国内外の市場が細分化していて、多品種少量分野での製品に属する業種(アパレル、食料品、家具、雑貨)などがあげられます。

第二番目は、大企業の下請企業として位置付けられる業種で電子部品関連、機械金属の部品加工などです。

第三番目は、狭い市場に限定された地域における住民生活に密着した消費財、サービスを提供する業種で豆腐、和菓子などの製造小売などが該当します。

これらの中小企業性業種も最近の動向をみると、国内需要の減少や輸入品の急増などにより大きな影響をうけています。

主に自動車産業のように製造業が大企業向けで、飲食業のようなサービス産業が比較的、中小企業に向く業種と言えます。

飲食業は、比較的、小資本で開業できて、経営者の創意工夫で生き残っていけますね。

ただ、最近の傾向では大手チェーン店に圧されて苦境に立っているケースも多いとか。

典型例が喫茶店。

昔は個人経営の喫茶店も沢山ありましたが、今やスタバにドトール、マックやコンビニでも100円でコーヒーが飲める時代になりました。

昔の中小企業性業種が今の時代に当てはまらなくなってきています。

これからも中小企業を元気にするのは簡単で無いのがわかっていただけるかと思います。

ただ、新しい目(第四番目)も生まれています。

IoT、ビッグデータ、クラウド、FinTechなど、これらの新しいトレンドを生かした業種です。

情報システム業でありサービス業でもあります。

この分野は、決して大企業の牙城ではなく、むしろ、中小企業事業やベンチャー企業の特徴を生かせるチャンスとなり得ますし、実際に成功事例や新規参入者が押し寄せています。

中小企業の尖った発想や小回り性、迅速性を生かした活動を支援していくことで、この第四の分野で新たな中小企業性業種を形成できることを期待したいと思うのです。
ラベル:診断士 中小企業
posted by ネット田中 at 10:04| 東京 ☁| Comment(0) | 診断士の中小企業問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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