2017年08月12日

就労寿命

人は何歳まで働けるか?これを就労寿命と言うそうです。

埼玉県では、シニアの活躍の場を広げるべく、県内企業に対して『シニア活躍推進宣言』なる取り組みを行っています。

私もボランティア活動の一環でシニア活躍推進アドバイザーとして県内企業を訪問していますが、訪問して分かったことは、中小企業では既にシニアが多数働いていることを実感しました。

「ライフ・シフト〜100年時代の人生戦略」(リンダ・グラットンら著)は、2007年生まれの人の半数が何歳まで生き残るか、主要国の予想を紹介しています。

最長はなんと日本で107歳!です。

50歳未満の人は100年以上生きる時代を過ごすつもりでいたほうがいい、というのが、主張で、仕事や社会のあり方を根本から変えるといいます。

そう言えば、先日、皆から惜しまれて他界された日野原重明さんは105歳でしたね。

就学の約20年、就労の約40年、老後の余生20年というのが人生80年時代でしたが、100年時代は老後の余生の前に第二の就労が入ります。

診断士の大先輩で80歳代でバリバリ活動されている方を見る一方、会社で50代でも気力のない老人のような人も見かけます。

人それぞれ多様な生き方が前提になりますが、シニア世代は体力ややる気のばらつきが大きいと感じます。

ただ、健康寿命に合わせて就労寿命も確実に伸びていることは間違いなさそうです。
ラベル:診断士 仕事
posted by ネット田中 at 10:02| 東京 ☁| Comment(0) | 診断士の社会問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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