2017年08月04日

AIは正直者

中国で一大事件です。

中国で超有名IT企業のテンセントが提供している、人工知能(AI)を用いた会話プログラムが共産党を批判したため、急きょ、サービスを停止しました。

その会話内容というのが凄くて(というか正直で)、「共産党万歳」という書き込みに対しては、「腐敗して無能な政治に万歳ができるのか」と反論し、また、「中国の夢とは何か」との問いかけには「米国への移住」と回答しました。

AIは自ら学習するディープラーニング(深層学習)という技術を使っており、回答のための判断の軸を自分で見つけることができます。

このAIを支えるディープラーニングですが「猫」に例えて話しますと。私たちは猫を一目見ただけで「猫」だと瞬時に判断できますよね?

AIにこれを認識させようとした場合は、まず、猫の特徴を覚えさせる必要があります。

どの部分が猫と判断できる特徴なのか?(特徴量)を人が人工知能に教え込んで、そして、その特徴を元に認識した物体が「猫」であるという概念を覚えてもらいます。

「ディープラーニング(深層学習)」は、この特徴量を人が教えなくても自分で見つけ出すことができる技術なのです。

このテンセントのチャットAIですが、中国の特徴量を自ら見つけ出し、回答したものと推察されます。

今年に入って、中国政府は、中国版サイバーセキュリティ法の施行など、インターネット規制を猛烈の進めている中での事件です。

ひょうとすると、中国では、AIが一番正直者かも?しれませんね。
ラベル:診断士 国際 中国
posted by ネット田中 at 10:48| 東京 ☁| Comment(0) | 診断士の国際問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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