2017年07月17日

人手不足と賃金

人手不足になると需要と供給のバランスで賃金が上昇します。

これは診断士ならずとも常識の理論として定着していますが、昨今、あたりまえのことが、そうならないということが多々あるんですね。

ニュース番組で新橋サラリーマンに街頭インタビュー、実感を尋ねると、たいてい否定的な答えが多いようです。

コメンテータは、企業が内部留保(いわゆる会社の貯金)に重きを置き、従業員をないがしろにしていると憤っています。

本当に、それが要因なのと?チョット私なりに分析をしてみました。

まず、そもそも賃金は上がっていないの?

これには、とうても興味深い統計があって、着実に賃金が上昇しているんです。但し、パート、アルバイトです。

ようは、非正規従業員の賃金は上昇していて、正規従業員が頭打ちというのが実情のようです。

なら、どうして非正規従業員の上昇分が統計上見えないかというと、答え、非正規の比率が増えて、その影響を相殺しているんですね。

もう一つ、意外な事実が。

総労働時間が減っているんです。

過労死になりそうなくらいな長時間労働者がいる反面、短時間労働を良しとして働く人も多いということです。

短時間労働者では、シニアの方や主婦の方が多いのです。

統計上の賃金のカラクリが自分なりに見えてきた中で、問題は、この傾向を良しとするかなんです。

多様な働きかたを推進する安部政権の思惑には一致しますね。

問題は、多様な働き方が自分の意志によるものかが大事かと。

このあたりは、注意深く、見守りたいと思うのです。
ラベル:診断士 雇用 給与
posted by ネット田中 at 13:36| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 診断士のビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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