最高位の囲碁棋士との対戦に勝利し、もうAlphaGo(アルファ碁)は無敵ですね。
AI時代の象徴的な出来事の一つですが、ロボットや自動運転車など、さまざまな場面でAIが話題をさらっています。
過去にも、何回か話題になったAIですが、今回こそ本物との意見が多いように思います。
AIがもたらす社会についての論評も、夢を語る記事、不安を煽る記事、これまた様々です。
AIは、超少子高齢化で人口減、労働力不足に悩む日本の産業の救世主になるとの期待反面、ホワイトカラーを中心とした知的職業が次々奪われるとの心配もあるそうです。
ディープラーニングと呼ばれる機械学習によって、自ら多くの情報を次から次と蓄積することで賢くなっていき、病院の医療診断や銀行の融資、弁護士の補助に関連する仕事は無くなるのではと言われています。
また、その先にはシンギュラリティと呼ばれるAIが人間を超える日も2045年到来すると予想されています。
では、中小企業診断士としての仕事もどうなるかと想像をめぐらします。
診断士は、経営者が求めるものや課題をその思いに寄り添いながら解決にあたります。
この感情や気持ちまでもAIに取って変われないと考えています。
ただ、AIは、調査や経営診断・分析には極めて有効となりえ、これを正しく理解し、経営改善に生かせるスキルが診断士にも求められるでしょう。
人を思う診断士とAIがコラボする時代を期待したいです。
いかがでしょうか。
2017年05月28日
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