2017年05月08日

キャリードインタレスト狙い撃ち

アメリカのトランプ大統領が税制改革で「キャリードインタレスト」をターゲットにしています。

キャリードインタレストは、ファンドマネジャーなどが受け取る運用報酬のことです。

アメリカの今の税法では、この運用報酬は、キャピタルゲイン税に分類されていて、ファンド利益の約20%となっています。

通常の所得税の最高税率が約40%ですから、かなり税制優遇されていますね。

富裕層の払う税率の方が優遇されているという主張があるのも、このキャピタルゲイン税によるものと言われています。

トランプ政権の税制改革では、法人税を15%への引き下げを提案していますが、さすがに減税だけでは、緊縮財政派の賛同を得られないと考え、このような案を持ち出してきました。

特定の層の税率を上げて、法人税など、広くかかる税を引き下げるというのは、それなりに効果があると思います。

ちなみに、世界各国の法人税は、このような感じです。

・米 40%
・日 35%
・仏 33%
・独 29%
・中 25%
・韓 24%
・英 24%
・シンガポール 17%

15%が実現すれば、最低税率のシンガポールを下回ります。

また、日本も法人税率が高いことから、さすがに日本は高すぎるといって、本社を米国に移転させてしまう可能性は、大いにありますね。

日本も高所得層の税率を上げつつ、法人税率の引き下げを検討する時期に来ているように思います。

いかがでしょうか。
posted by ネット田中 at 21:43| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 診断士の国際問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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