2015年09月23日

ゼロベース思考

過去の方法に囚われずに、白紙の状態から考えてみることをゼロベース思考と言います。

問題解決に行き詰まったときに、この思考法により新たな道を開く可能性が生まれてきます。

As is To be思考とも言いますね。

To be = 「あるべき姿」をゼロベースで(白紙状態で)描き、そのあとにAs is = 「現状」から、あるべき姿に進むために何をすべきかを考える思考です。

ここではゼロベースからの思考がポイントとなります。

ゼロベース思考は、理想論になりやすく、現状の厳しさを直視せず、現実感のない理想だけを見つめていると批判されることもあります。

しかし、ゼロベース思考は、うまくいっていない現状を形作るこれまでの積み重ねを捨てることから始まります。

ゼロベース思考は有効な思考法ですが、なかなか取り入れられない面もあります。

その理由として

『大きなエネルギーを使う』
白紙から考えることは大きなエネルギーを要します。
ある意味で、自らの地位・立場も白紙に戻すだけの気力が必要となります。

『 成功体験がある』
今まで上手く出来てきたのだから、同じ方法で出来るはずだと、大きな成功の経験をしている者ほど、現在の方法を変えたくないものなんです。

こうした抵抗はあっても、ゼロベース思考を避けては解決できないと認識すべきなのです。

そうしなければ、荒波に呑まれ、気が付いたときは何も残っていないと知るしかない。

捨てるものには有益なものも含まれているかもしれませんが、そこにとらわれていたのでは、白紙状態からの思考ができなくなってしまうからです。

例えば、年収300万円の会社員が年収1000万円を目指します。

As isから考えると、会社のキャリアパスや昇給から1000万円は到底無理となります。

そこで、ゼロベースで考えると、資格をとって大手企業に転職、資金をためて独立開業など違う選択肢が広がります。

ただ、独立開業と言っても不確定要素が大きく、現実的な選択肢を積み重ねて実現する方法と比べても、ゼロベース思考は大変シビアな考え方と言えそうです。


posted by ネット田中 at 10:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 診断士のビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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