2015年06月30日

事業ポートフォリオ

企業業績が好調のようです。

過去、サブプライムローン問題を発端とした経済不況の中で、アメリカや日本のみならず世界中の企業で事業の再編が急速に進んでいます。

選択と集中という言葉どうり、強みのある事業に特化していく傾向にあります。

その中で、事業ポートフォリオ(どの事業にどれだけの資金を投入するか)を分析するビジネス理論を紹介します。

ボストン・コンサルティング・グループという経営コンサル会社が開発した、PPM分析(プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント)です。

このPPM分析の方法論は、市場の成長率と自社のシェアの二軸によるマトリックで分析を行ないます。

1.市場成長率が高く市場シェアが高い
  スターまたは花形と呼び、現在の取組みを維持することを目指します。
ただし、このケースは、あまり儲からないとしています。なぜなら、競合が激しく、それにともなって設備投資も大きくなるからです。

2.市場成長率が高いが市場シェアが低い
  問題児と呼ばれ、育成すべき段階と言われています。
  大きな投資が必要で、放っておくと撤退せざるをえなくなります。

3.市場成長率が低く市場シェアが高い
  金のなる木と呼ばれ、設備投資を抑えて資金を回収する最も儲かる段階と言われています。

4.市場成長率が低く市場シェアが低い
  負け犬と呼ばれ、撤退する段階です。

1960年代に開発された分析手法ですが、市場成長率と自社シェアから事業の資金投資配分を検討する上で、現在でも利用されている優れた分析手法と言えます。

もちろん、現実の意思決定の際には、様々な会社を取り巻く社会環境その他の要素も考慮に入れるのは、当然のことです。

ラベル:診断士 理論
posted by ネット田中 at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 診断士のビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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