2014年03月01日

消費税の便乗値上げ

いよいよ、あと1カ月後に消費税が8%に上がりますね。

駆け込みで買いだめしたり、高価なものは、消費税アップ前に買っておこうとの動きも活発になってきました。

もう一つの動きが値上げです。

JRでは、スイカ利用で1円単位で3%分を上乗せします。

ただ、納得いかない便乗値上げ的な動きもあります。

たとえば、コカコーラは自販機購入120円を130円にするとのことです。

10円値上げって3%じゃないですね。

今回の消費税率の引上げに当たっては、個々の商品やサービスの価格が、新たな税負担に見合った幅で上昇することには納得できるんですが。

事業者が合理的な理由がないにもかかわらず、税率の上昇に見合った額以上の値上げをする場合、それは便乗値上げである可能性があります。

ただし、商品などの特性、需要の動向やコストの変動など、種々の要因を総合的に勘案する必要があるのも事実ですから、一概に便乗値上げと非難するのも問題ありかな。

そんな中、牛丼チェーン「すき家」は、2014年4月1日の消費税率の引き上げに伴い、牛丼並盛の販売価格を現行の消費税込み280円から本体価格250円(消費税込み価格270円)に値下げするんです。

あえて、このタイミングで値下げですから気概を感じますね。

結局は、自由競争中で消費者が賢く選択すれば、自然と便乗値上げには反動があると思うのです。

いかがでしょうか。



posted by ネット田中 at 11:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 診断士の経済問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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