2014年02月01日

特定支出控除の拡大

もうすぐ確定申告の時期になりますね。

源泉徴収されているサラリーマンにとっては、あまり関係なさそうで、あったとしても医療費控除ぐらいでしょうか。

ただ、ちょっと今年の確定申告からは、法改正された特定支出控除なるものがスタートします。

簡単に言うとサラリーマンの必要経費を広く認めるようになったのです。

もう少し詳しく言うとサラリーマンが「仕事をする上で必要」と認められた金額のうち、「給与所得控除を超えた額の2分の1」を超えると、その分が税金の控除の対象となります。

たとえば、年収500万円の人が100万円の特定支出をした場合、これまでだと給与所得控除の154万円を超えないと控除は認められなかったのが、今回の申告からは、半分の77万円を超えるため23万円が認められるようになったのです。

申請のポイントは「仕事をするうえで必要」な支出です。

私が考える典型的な支出例は、資格試験に要した費用です。

中小企業診断士の資格を取得するため、受験校に通い、書籍の購入、模擬試験や交通費を積算すれば100万円超えるケースってありますよね。

また、会社でも資格取得を推奨しているケースが多数あります。

資格以外にも対象範囲と金額が拡大しておりスーツや本、接待も可とのことです。

これまでは、・通勤のための交通費(通勤費)、・転勤に伴う引っ越し代(転居費)、・仕事で必要な技術を得るための研修の費用(研修費)、・仕事に必要な資格取得のための費用(資格費)、・単身赴任で勤務地から自宅へ帰宅するまでの交通費(帰宅旅費)、などの5項目が認められていました。

今回からは、これに加えて新たに、・仕事で必要な書籍や定期刊行物のための費用(図書費)、・仕事で必要な衣服の購入費用(衣服費)、・得意先に対する接待や贈答などの費用(交際費)、の3項目が追加されたのです。

よくクロヨン(9・6・4)と言われて、とかく税金には不公平感が高かったサラリーマンの給与所得ですが、特定支出に思い当たる人は、制度を知って賢く申請してみては、いかがでしょうか。

posted by ネット田中 at 11:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 診断士の会社生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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