だいぶ以前になるのですが、東京都中小企業診断士協会主催の実務従事カンファレンス2013に参加致しました。
中小企業診断士は5年毎に更新登録が必要で5回の理論講習と30ポイントの実務従事が必要となります。
理論講習は、まあ、受講すれば良いだけなので問題ないのですが、実務従事が難しいのです。
特に、企業内診断士では、診断実務を行う場が無く困ってしまいます。
30ポイントは、単純に言うと30日の実務実績が必要となり、毎年コンスタントに取っておかないと更新の間際で慌てても、どうしようもありません。
そこで、協会では、そう言ったニーズに応えるべく実務従事の斡旋や紹介を行っています。
実務従事カンファレンス2013のアンケート結果が公表されています。
興味深い点があるので少し紹介すると、まず、参加者の年齢層では50歳以上が最も多く53%です。
当然にプロとアマでは企業内診断士が87%と圧倒的多数ですが、意外やその7割は独立診断士を目指さないと回答しています。
企業内で自己研鑚としての資格維持に努めているようです。
最後に実務従事の実情ですが、指導先生のもと1日5千円程度で6日間、5名程度のチームを組んで土日中心に活動するパターンが多いようです。
選ぶポイントは、診断先の業種や業界と指導員先生の資質です。
診断先は事前に分かるのですが、指導員先生は分からないので、当たり外れはあります。
診断協会の活動の中で、知り合いからの口コミが貴重な判断材料となるようです。
せっかく、お金と時間をかけて実務従事を行うのですから、価値あるものにしたいですよね。
2013年11月30日
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