2013年11月02日

イベントの経済効果

経済効果という言葉をよく耳にします。

最近では、2020年東京五輪の開催が決定し、7年後に向け早くも、その経済効果に期待が高まっています。

その予測効果の規模も約3兆円としてみたり、いやいや数十兆円と試算してみたりしています。

しかし、近年の五輪は開催費用が大きく膨らむ傾向にあり、ロンドンでは経済効果を上回る約3兆円ものコストがかかったとの試算もあるようなので寅狸にならなければ良いのですが。

まあ、そうした傾向をふまえて、東京都では予算を抑えた「コンパクトなオリンピック」を計画しているということなので、是非、費用対効果の高い大会を実現させてほしいものです。

一方、今年話題になったイベントの経済効果を見ると悲願の世界遺産入りを果たした富士山は、7〜8月の登山シーズンに観光客が増加し、富士山周辺のホテルや観光施設の売り上げがアップしたことで、100億円に迫る経済効果が生まれたそうです。

また、大ヒットドラマ『あまちゃん』も、ドラマの舞台となった岩手県にかなりの経済効果をもたらしました。

ロケ地の岩手県久慈市には震災前の約10倍以上の観光客が訪れ、「北三陸鉄道」のモデルとなった三陸鉄道の総乗客数は前年に比べて5割も増加したそうです。

ちなみに、経済効果は「その事象によりどれだけのお金が動いたか?」を示す指標であり、「儲かった額」を試算するものではないので使い方には注意が必要ですね。

震災復興を願う私には『あまちゃん』同様に東北を盛り上げているプロ野球「東北楽天ゴールデンイーグルス」の優勝を願っています。

悲願のパリーグ初制覇は復興に向かう地元・宮城県に大きな力を与えていますが、今日は、地元仙台で巨人との決戦があります。

仮にこのまま日本一になった場合、宮城県内に約200億円以上もの経済効果を生むと言われていますが、お金に換算できない心の効果は計り知れないと思うのです。
ラベル:診断士 経済
posted by ネット田中 at 13:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 診断士の経済問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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