2012年08月04日

お寒い改正労働契約法成立

昨日、改正労働契約法が可決、成立しました。

テレビや新聞では、小さな扱いで、あまり話題に上りませんね。

有期労働者は約1200万人と言われ、その約3割が5年を超えて働く人で約360万人が対象となるのですから、もっと大きく取り上げて欲しいものです。

この法律では、雇用期限が限られている有期雇用が繰り返し更新されている場合に無期雇用に転換するルールが盛り込まれています。

同じ職場で5年を超えて働く契約社員らを対象に、本人の希望に応じて契約期間を定めない無期限の雇用に変えることを企業に義務付けたのです。

労働基準法は1回の契約期間を原則3年以内と規定していますが、更新を繰り返して長期間、働く人も多く、こうした人へは、まずは朗報と言えます。

ただ、まだまだ課題点も多くあります。

6カ月以上の空白期間をおくと、通算期間がいったんゼロクリアされたり、そもそも、5年未満で雇い止めされる心配もあります。

しかも、賃金などの労働条件は有期雇用の時と変わらないのですから、格差是正の目的の趣旨には、遠くお寒い感じがするのは私だけでしょうか。

posted by ネット田中 at 14:05| Comment(1) | TrackBack(0) | 診断士の社会問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私も2年10ヶ月で雇い止めされました。理不尽な雇用はいつになったら無くなるのでしょうね。
Posted by gogokuma at 2012年08月14日 15:51
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