2012年07月16日

中小企業と格付け会社

世界的な大手格付け会社への風当たりが強くなっています。

欧州債務危機でも各国の国債格付けを引き下げ各国政府から非難を浴びました。

一見非常識に見える非難ですが、各国の言い分もあり、財政や経済の数字だけで決めるべきでなく各国の特徴を考慮すべきだと主張します。

でも、各国の特徴を考慮すると、もっと大きく格下げされることもあります。

ようは、あまりに大手格付け会社の影響力が巨大化したことへの恐怖心なんですね。

ちなみに三大格付け会社は、ムーディーズ、スタンダード・アンド・プアーズ、フィッチの3社ですが、すべて米系会社なのも気にかかります。

ところで、我が日本の中小企業にも格付けは、強く経営に影響しています。

日本にも日本の中小企業の信用力を格付けする信用調査会社がありますし、金融機関も独自に企業の信用力を調査し格付けしています。

銀行は、主に融資審査の基準として調査しています。

信用調査会社を利用する典型ケースでは、商取引をする場合に信用調査をするケースが多いのです。

特に大手企業が中小企業と取引する場合、信用調査のレーティング(評価点)で取引可否を判断することもあります。

格付け会社には、公平性と正確性の確保は是非お願いしたいものですが、中小企業経営のひとつの基準と考えることもできます。

中小企業事業者が、自分の会社の格付けを見て、外部から見た場合、どこに問題があると評価されているかを研究することは意義があります。

意外と会社内部では見過ごされていた弱み(逆に強み)に気づくこともあるかもしれませんね。
posted by ネット田中 at 10:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 診断士の経済問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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