2011年11月19日

アップログの気味悪さ

スマートフォンで利用しているアプリが全て監視収集されていたとしたら、どう思いますか。

アップログは、行楽地ガイドや電話帳などのアプリに組み込まれ、利用者の情報、例えば、スマートフォンの固有番号、他に導入済みのすべてのアプリ名、各アプリの起動時間帯などのデータをミログに毎日送信するのです。

データから利用者の傾向を分析し、興味を引きそうな広告を配信するためなんですね。

本人に明示しないまま集めていたこの問題で、開発したベンチャー企業は、批判の中、すべてのサービスを終了することとしました。

機能を明示しなかったのが問題で、手法や仕組み自体は、行動マーケティングで有名ですね。

例えば、私もよく利用する、アマゾンは、購入履歴からお勧め商品を選んでサイトのトップで表示したりメールで案内があります。

統計的に同じ商品を買った人の大半が次に買った商品などを案内します。

この場合は受けての私も違和感がありませんね。

あたりまえに行われているマーケティング手法が、なぜ、アップログでは批判されたのでしょうか。

考えるに、一つは気味が悪いのだと思うのです。

どうやって情報を得たのが分からず、しかも、最も私的な部分に遠慮なく踏み込むのです。

気味の悪さの正体は、このあたりかなと考えるに至りました。

貴方はどうでしょうか。気味悪くありませんか。

ラベル:診断士 資格 IT
posted by ネット田中 at 10:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 診断士のIT | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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