助成金と言っても呼び方も様々で、補助金、交付金、奨励金などとも言われています。
助成金の定義については法律で定められており、要約すると「何か事業などを行うに際して、国や地方公共団体などから支給される、返済する必要の無い資金」となります。
返済が必要が無いので、使わない手はありませんね。
でも、そこにはデメリットもあり、申請時や交付時の書類作成に手間がかかったり、事業実施後の報告義務があります。
また、当然ですが、必ずもらえるわけでは無く、審査によっては決められるのです。
さて、助成金はどこから出るかと言うと、様々ですが、おおどころは何と言っても、経済産業省と厚生労働省です。
経済産業省は、技術研究開発、地域振興、経営革新などで、厚生労働省では、やはり、雇用や能力開発などに助成金が支給されます。
中小企業事業者が助成金を申請するメリットは資金助成そのものだけではありません。
申請を通して事業計画をブラッシュアップできたり、社内体制の整備を図れるのです。
また、審査パスすれば、その事業価値があがり社外へのPR効果も高まります。
先の震災により大変な苦労をされている震災地区中小企業事業者にも政府は、震災復興支援策を続々と発表しています。
助成金を有効活用して少しでも復興に役立ててほしいと願うのです。