2011年09月17日

ソーシャルビジネス

先週、理論政策更新研修を受講しました。

研修のテーマがソーシャルビジネスとあり、とても興味深く受講することができました。

内容を少し紹介します。

まず、ソーシャルビジネスの定義ですが、ボランティア活動と誤解されやすいのですが、あくまで収益を求める事業なんですね。

ソーシャルビジネスを定義する3要件があります。

社会性、事業性、革新性です。

最初の二つは分かるのですが3つ目の革新性というのが意外でした。

革新性の意味するところは、その活動が社会に広がることを通して、新しい社会価値を創出することだそうです。

現実の組織形態は、多数が株式会社やNPO法人です。

この研修では、実際にソーシャルビジネスを手掛けている経営者が来場され事業の説明を行いました。

その事業というのは、5分100円の家事代行なのです。

高齢者向けに低価格で家事にまつわる便利サービスを提供するのです。

高齢者が集積するマンション地区に拠点をおいて活動していますが、経営上はかなり厳しい状況のようです。

そりゃそうですね。5分100円ということは、1時間1200円ですよ。

アルバイト代をを払えば何も残こりません。

低料金で高齢者に便利サービスを提供し、そこからの収益が主では無く、サービス事態を広告メディアとして発展させたいとの事業構想を持たれていました。

裏話で初回利用者の一番多い依頼は何だと思いますか。

これがダントツでゴミ出しなんだそうです。

その意味する心理状況を分析すると、やはり、初回利用は警戒していて家の中には絶対に入れない。ゴミ出しは意外と団地の高齢者にはキツイ作業でニーズがあるのです。

もうひとつ。

施行錯誤の中でこのアルバイトに適した年齢は?

実は、大学生が一番喜ばれるのです。

何故かと言うと、同世代や年上には遠慮の気もちが働き頼みづらくなるそうです。

目上を気遣う日本人気質を感じさせるエピソードですね。

行政のみでは対応困難な社会問題を解決する担い手として、ソーシャルビジネスが活発化することを願います。


ラベル:診断士 資格 研修
posted by ネット田中 at 15:19| Comment(1) | TrackBack(0) | 診断士の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。
Posted by ビジネスマナー at 2011年10月22日 23:27
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