2011年09月03日

診断士の実態(動機編)

中小企業診断士の資格取得の動機を尋ねています。

前回の調査同様、不動の1位は何だと思われますか?

そう。

自己啓発なんですね。

経営全般の勉強などスキルアップを図るための自己啓発が診断士を目指した動機のトップで全体の約30%を占めています。

ただ、6年前の調査と変化も見られます。

それは、経営コンサルタントとして独立したい、又は、中小企業の診断支援に従事したい、の2項目が、それぞれ前回より1ポイントアップしています。

プロコンとして中小企業支援を目指す志を持った人が増えたのは喜ばしい限りです。

また、なるほどと思う項目があります。

前回調査同様に意外と多いのが、定年後に資格を活用したいが12%あったことです。

診断士受験者の年齢層が比較的高いのもうなずけますね。

実際に、定年後にプロの診断士として活動される方は多いのも実態です。

現役時代のようにガンガン稼がなくても、経験と知識を生かして中小企業支援ができればとの思いなんでしょう。

大きな投資も必要なく、やりがいにも通じる診断士は定年退職後の人気職業なのです。

資格を目指した動機からも診断士の実態がうかがい知れます。
posted by ネット田中 at 13:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 診断士の協会活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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