2011年08月15日

診断士の実態(収入編)

中小企業診断協会の広報誌「起業診断ニュース」に「中小企業診断士活動状況及びコンサルティングニージ等に関するアンケート調査」が発表されました。

この種の調査記録はほとんどなく、前回の調査が6年前の2005年で、今回が2011年度版となり、とても興味深い内容となっていますので紹介たします。

まずは、いきなり少し下世話な話になりますが、診断士の収入ってどのくらいでしょうか。

噂では、年金診断士が大多数でほどんどが200万円以下とか、1000万円年収もざらに?とか、ほとんどが身近な人をイメージしての噂レベルでしかありません。

今回のアンケート調査では、経営コンサルタント業務を100日以上行っている者の年間売上を質問しています。

100日以上とすることで、実質の生計を立てる就業者と見なせますし、売上は診断士の場合、若干の経費を差し引いた額をほぼ年収に近い金額と見なせるでしょう。

結果は、売上1000万円以上の診断士の割合が3分に1以上を占めていました。

また、2000万円以上も12%を占めてます。

正直、結構稼いでいるな、という印象を持ちました。

ちなみに、300万円以下は12.5%となっています。

年代別にみると30歳代で501万円〜1000万円の44%が最多層で、40歳代で1001万円〜2000万円の層が30%で最多層、50歳代で1001万円〜2000万円の層が35%で最多層、60歳代で501万円〜1000万円の層が36%で最多層となっている。

30歳台から50歳代に向けてピークを迎え60歳代から下降傾向にあると見られます。

ただ、60歳代の注意点は、会社を定年リタイアした後に初めてプロ診断士になる典型的なケースが多く含まれており金額を抑えているものと推察致します。

次に診断士登録後の経過年数でみます。

1,2年では300万円以下、500万円以下、1000万円以下がそれぞれ4分の1づつです。

3〜5年では、300万円以下がぐっと減り、6〜10年で501万円〜1000万円の層が最多となります。

よく診断士は、1,2年目は食えないと言われていますが、アンケート調査の限りにおいては、そんなことはなく、むしろ501万円以上の者が300万円以下を上回っていることがわかります。

また、6年目以降で4割が売上100万円以上超えており、理想的なパターンを描くと1,2年目で500万円超で5年を超えて経験を積むと1000万円超となり、実力さえあれば全体の12%が2000万円超を狙えるとなります。

プロの診断士が結して生易しい仕事ではありませんが、逆にそれを自覚しながら独立に踏み切るところが成功者を生む要因と私は思うのです。

参考になりましたでしょうか。






ラベル:診断士 資格 収入
posted by ネット田中 at 09:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 診断士の経済問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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