2011年05月14日

空・雨・傘の理論

空・雨・傘の理論をご存知でしょうか。

ちょっとユニークなネーミングですね。

コンサル会社のマッキンゼーで使われていて、出身の勝間和代さんの紹介で知られるようになりました。

空は客観的事実、雨は解釈、傘は行動です。

情報を客観的事実と、解釈、行動に分類整理することで行動に至る理由が明確になり正しい判断をくだせると言うことです。

空が曇ってきた。これは客観的事実ですよね。でも、だから雨が降りそうだと考えるのは、その人の解釈なのです。

そして、だから傘を持って行こうという行動に移るわけです。

ただ、解釈と事実が混同するケースが沢山あります。

例えば、売上が落ちているので、値引きをしよう。と提案しました。

空・雨・傘の理論に当てはめると、売上が落ちていることは、空で客観的事実です。

ただ、だから、値引きをしましょうと傘の行動に移っています。

売上減少という事実を解釈と混同しているんです。

売上減少の原因が価格設定だと解釈すれば、この行動は理解できます。

また、日常の議論の中でも、自分の解釈をさも客観的事実のように発言する人がいますよね。

三つの要素を複数洗い出し、分類整理しながら対応策をとっていくのが重要となります。

ちょっと意識して、この理論を活用してはいかがでしょうか。

結構、使えると思うのです。



posted by ネット田中 at 11:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 診断士のビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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