2011年05月01日

企業とメンタルヘルスケア

日本の年間の自殺者数は、3万人超で、先進国中ダントツのトップです。

また、統計を見ても、働き盛りの40歳代、50歳代が多く、身体の病気が原因でも無く、経済環境が原因でも無い、心の病がクローズアップされています。

今回は、心の病を題材にメンタルヘルスケアに関して、正しい知識と対処法についてご紹介いたします。

「産業人メンタルヘルス白書2010年版」によると、約50%の企業が「心の病」を発症した社員が増加したと回答しています。

企業担当者から見た原因のトップは、「職場の人間関係」となっています。

次に「本人の資質」「業務遂行上のトラブル」と続くそうです。

では、まず「心の病」とはどういう症状かを紹介します。

第1番目が「うつ病」です。

憂鬱な気分や不安、おっくう感などが混在した状態となります。

優秀で真面目な完璧主義者が発症しやすいと言われていて、休養と服薬による心理的疲労回復が治療方針となります。

第2番目が「適応障害」です。

強いストレスにより、無断欠勤やケンカ、無謀運転などの行為障害が出現します。

会社員の場合は、仕事のストレスで発症することが多く、契機となった職場要因を調整して行くことが治療の初期ステップとなります。

最後の3番目が「パニック障害」です。

突然に動悸、めまい等の不安発作が繰り返されます。

また、発作の予期不安で外出等の社会生活が困難になります。

薬物治療や認知療法を中心として治療にあたりますが、周囲の支えが必要となります。

以上のように「心の病」と言っても一律では無いのがご理解いただけたと思います。

次回は会社で病が増加する背景をお伝えいたします。

posted by ネット田中 at 13:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 診断士の会社生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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